マッチレポート | ホームで痛い黒星 (0-2)

好調ビジャレアルに終始圧倒され、2連敗を喫した。

レアル・ベティスは1日、ラ・リーガ第33節でビジャレアルと対戦し0-2で敗れた。前半内の2失点とフェキルの退場が大きく響き、最後まで持ち直すことはできなかった。

チームは5試合連続無敗で好調のビジャレアルを本拠地エスタディオ・ベニート・ビジャマリンで迎え、セットプレーを中心に序盤から積極的に攻撃に出る。

ゲームはいきなり動き出す。前半4分、左サイドのパスに抜け出した相手FWバッカをバルトラが倒してしまう。ビジャレアルにはPK、バルトラにはイエローカードが与えられる。

このPKを好調FWジェラール・モレノがしっかりと決め、開始早々リードを許してしまう。

失点以降はベティスがボールを支配する。15分にはFKからオウンゴールで同点に追いついたように見えたが、オフサイドでゴールは取り消しに。

ベティスが攻め込む間も、ビジャレアルのFWコンビは虎視眈々とカウンターのチャンスを狙っていた。29分、カウンターで抜け出したバッカがペナルティーエリア中央にボールを折り返し、モレラが本日2点目のゴール。そして、アディショナルタイムには、右サイドでチャンスを演出し続けていたフェキルが2枚目の警告で退場してしまい、チームは窮地に追い込まれた。

後半スタートにFWファンミをDFバルトラと選手交代し、巻き返しを図るも、チャンスは中々生まれない。一方でビジャレアルは無理には攻め込まず、危なげない試合運びを展開。後半中盤には途中出場のカソルラに中盤を支配され、ボールを触ることも難しくなった。78分にキャプテンのホアキンを投入し、チームの活性化を狙うもスコアは動かず、0-2で試合終了。

難敵ビジャレアルを攻略することはできず、ラ・リーガ2連敗となり順位は13位に沈んだまま。浮上するチャンスを掴むことはできなかった。


レアル・ベティス・バロンピエ: ジョエル・ロブレス、シドネイ、マンディ、バルトラ(ファンミ 46')、エメルソン、ペドラサ、ギド・ロドリゲス(エドガル・ゴンザレス 87')、グアルダード(ホアキン 78')、カナレス(アレニャ 63')、フェキル(退場 45+3') 、ボルハ・イグレシアス(テージョ78')

ビジャレアルCF:セルヒオ・アセンホ、アルベルト・モレノ、トレス、アルビオル、ペニャ、オンティベロス、アンギサ(ソリアーノ 64')、トリゲロス、モイ・ゴメス(カソルラ 64')、バッカ(チュクウェゼ 80')、ジェラール・モレノ(パコ、アルカセル 55')