マッチレポート | レバンテに完敗 (4-2)
4失点の一方、長期離脱から復帰したフアンミがゴールを挙げた。
レアル・ベティスは28日、ラ・リーガ第32節でレバンテと対戦し2-4で敗れた。前後半に2点ずつを奪われ、カナレスとフアンミのゴールで追い上げたが前節に続く連勝を達成することはできなかった。
エスタディオ・カミロ・カノで午後2時の日差しの中で始まった試合は両チームともに序盤から積極的に相手ゴールに迫り、ベティスはフェキル、レバンテはカンパーニャらがチャンスを演出する。16分にはロレンがバルトラからのロングボールをヘディングでつなぎ、セルヒオ・カナレスが胸でトラップしてボレーシュート。うまく相手守備陣を崩したが、相手GKフェルナンデスにセーブされた。
そして先手を奪ったのはレバンテだった。22分、左サイドのマジョラルが最終ラインからのロングパスを受け、対面のバルトラをかわしてゴールへ直進。鋭いシュートをジョエル・ロブレスも止めることができず、ホームチームが先制点を挙げた。
失点前から試合を優勢に進めていたベティスはその後もレバンテゴールを脅かすが、35分にレバンテが再び少ないチャンスを活かす。左サイドでバルディがボールを受けてドリブルを仕掛け、あまり角度のない位置から左足を振りぬくとボールはファーサイドのポストの内側に当たってゴールネットを揺らした。
後半開始直後には途中出場のフアンミがロレンからのクロスを押し込んだものの、オフサイドの判定。すると50分にスルーパスに抜け出したモラレスがジョエル・ロブレスをかわしてシュートを流し込み、レバンテのリードは3点に。59分にも左サイドからのクロスをロチーナがフィニッシュし、レバンテが試合の行方を決定付ける4点目のゴールを決めた。
意地を見せたいベティスは70分、うまくディフェンスラインの裏に抜け出したカナレスがフェダルからのロングボールをコントロールし、フェルナンデスをかわしてゴール。1点を返した。75分にもカナレスのフリーキックを胸でトラップしたフアンミがボレーシュートを放ったが、ここはフェルナンデスにセーブされた。
試合終盤にはコーナーキックにフェダルが頭で合わせ、フェルナンデスがボールをこぼしたところをフアンミが押し込んでスコアを4-2としたが、反撃もそこまで。守備の穴を突かれて前節の勢いを継続することはできず、トルヒージョ体制初黒星となった。