マッチレポート|アトレティコ・マドリードに0-1で惜敗を喫する

アトレティコ・マドリード相手に善戦するも敗北

ラ・リーガ第27節、前節マジョルカに対して1-0で公式戦5試合ぶりの勝利を収めたベティスはこの日、リーグ戦ではここ10戦負けなしのアトレティコ・マドリードとのアウェイでの対戦。

前半の序盤から両チームチャンスを作るも、得点には至らず。守備に定評のあるアトレティコの堅い守備を崩しきることが出来ず、決定機的な得点チャンスを作れないまま前半をおえた。アトレティコの攻撃に対しても、自由にプレーをさせることなく0-0で前半を終えた。

後半開始早々にアトレティコのコーナキックから、ヘディングシュートが放たれるも、ベティスはクロスバーに救われる。後半開始10分は、ベティスが少し押され気味の展開に。しかし、ベティスもしっかりと守備を固めて、得点を許さなかった。

62分、ロドリと代わったばかりのホアキンのスルーパスから、ミランダがシュートを放つも惜しくも枠をとらえられず。ベティスはこのチャンスから、徐々に攻撃のリズムが生まれだした。

70分、ルイ・シルバのセーブのこぼれ球に反応したコケがゴールネットを揺らし、アトレティコ・マドリードに先制を許したかに思えたが、オフサイドの判定に。
ベティスは右サイドから何度も攻めるも、決定機には至らず。76分にエンヒキのクロスからファンミがシュートを放つも、クロスバーの上へ逸れた。

またしてもエンヒキが右サイドを突破しクロスを上げ、ファンミがヘディングで合わせるもこのシュートはオブラクに阻まれた。そのわずか3分後、86分にアンヘル・コエラが冷静にディフェンダー二人をかわし、シュートをゴール左隅に流し込み、アトレティコ・マドリードに先制を許す。

アトレティコ・マドリードはこの得点を決勝点として守り切り、試合終了の笛を迎えた。
ベティスはここまでリーグ戦6試合、無敗だったがその無敗記録も6でストップになった。ルイス・エンヒキ、アイトール・ルイバルらのサイドからいくつもチャンスを作るも、ネットを揺らすことはできずに終わった。