試合終了直前のゴールでラ・リーガ開幕戦を勝利

アジョセとウィリアン・ジョゼのゴールでビジャレアルを2-1で下す

レアル・ベティス・バロンピエは、常に難敵とされるエスタディオ・デ・ラ・セラミカで勝ち点3を獲得し、リーグ戦で素晴らしいスタートを切った。前半にアジョセが先制したが、後半に相手のクエンカに同点弾を献上。このまま同点で終わるかと思われたアディショナルタイムに、ウィリアン・ジョゼがゴールを決めた。

アウェイのベティスは、マルク・ロカとイスコが公式戦デビューとなる先発イレブンで試合に挑んだ。試合は非常にテンポよく始まり、最初の数分間で両チームに1回ずつ、計2回のチャンスがあった。一度はビジャレアルがゴールネットを揺らすシーンも、オフサイドでゴールは認められなかった。

その5分後、ルイス・エンヒキの折り返しからアジョセが先制ゴール。その後は互角かつオープンな展開が続く中、レアル・ベティスはフリーキックからペッセージャが再びゴールネットを揺らす。しかしこれもオフサイドでゴールは認められなかった。ハーフタイム間際には、イスコからのパスを受けたアジョセがチャンスを得たが、GKヨルゲンセンの好セーブで防がれている。

後半に入ると、ビジャレアルが勢いを増し、フォイスのヘディングシュートがポストを直撃するなど、序盤から脅かしにかかる。その10分後、クエンカがベティスの守備を制し、フリーキックから同点に追いついた。

その後も数分間苦しむベティス。しかし、ペレグリーニ監督による選手交代はベティスにフレッシュさを与え、ベティスは時間の経過とともに調子を上げていった。そしてアディショナルタイム5分、右サイドからのサバリの素晴らしいアシストからウィリアン・ジョゼがヘディングシュート。途中出場のストライカーの値千金のゴールにより、ベティスがラ・リーガ開幕戦で栄光の勝ち点3を手にしている。