マッチレポート|アトレティコ・マドリーに1-2で敗戦。ホーム初黒星を喫する。

試合終了間際に叩きかけるも同点ゴールはならず。

前節カディスとスコアレスドローで引き分けたベティスはホームにアトレティコ・マドリーを迎え、1-2で敗れた。

今季リーグのホームゲーム全勝記録はアトレティコ・マドリーによって打ち切られた。

前半、ベティスはボールを支配することで優位にゲームを進める。しかし決定機は生み出せず、スコアレスドローで折り返した。

後半立ち上がりにベティスはチャンスを迎える。ロングボールの処理を誤った相手DFのトラップミスをロドリが見逃さず、すかさず裏へ抜け出したB・イグレシアスにスルーパス。B・イグレシアスは一度DFにブロックされるものの、こぼれ球をルイス・エンヒキが流し込んでゴールネットを揺らした。しかしVAR判定の結果、B・イグレシアスの抜け出しがオフサイド判定。得点は取り消された。

すると直後の53分、アトレティコが試合を動かす。グリーズマンが蹴ったコーナーキックは直接ゴールに吸い込まれ、アトレティコが先制に成功。GKルイ・シルバは判断を誤ったように見えた。

また69分には、アトレティコのグリーズマン、アンヘル・コレア、マテウス・クチャが華麗なパス回しでベティスDF陣を崩し、最後は抜け出したグリーズマンがゴール。難しいボールではなかったが、ボールはGKルイ・シルバの股をすり抜けてゴールに入った。今シーズンチームを救うセーブを何度も見せ、好調を維持してきたGKルイ・シルバであったが、この日彼につきはなかったようだ。

終了間際にはベティスが巻き返す。83分にはペナルティエリアのすぐ外で得たFKを、この日怪我から復帰したフェキルが直接決めて1点を返す。

さらにアディショナルタイムには、アイトール・ルイバルの正確なクロスにアレックス・モレーノが合わせるも、これはバーを直撃。

終了間際は押し返し最後までアトレティコゴールを脅かしたものの、同点に追いつくことはできずに2-1で試合終了。

今シーズンのホーム連勝記録を破られたベティスは次節、レアル・ソシエダとアウェイで戦う。