マッチレポート|4試合ぶりの白星をホームゲームで獲得 (3-0)

3つのゴールと、オサスナの枠内シュートを2本に抑えた完封勝利

レアル・ベティスは8日のラ・リーガ第35節、ホームでCAオサスナを迎えた。ギド・ロドリゲスの移籍後初ゴールを含む3-0で4試合ぶりの勝利。相手にチャンスを与えず、安定した試合運びを披露した。

ここ3試合勝利が無いベティスは、本拠ビジャマリンの地で11位のオサスナと対戦。ベテランのホアキンや前節出場停止だったフェキルがスタメンに名を連ね、得点に貢献した。

先制点は左サイドのコーナーキックからいきなり生まれる。ショートコーナーからホアキンが上げたクロスをギド・ロドリゲスが頭で合わせ先制。キックオフからわずか4分の出来事だった。また、彼にとってベティス移籍後初ゴールとなった。

チームはその後もセンタリングやFKでボックス内にボールを送り、オサスナの守備陣をかき乱す。勢いに乗ったベティスの追加点は25分。自陣でボールを奪い、ペドラサが左サイド中央からドリブルを開始。一度フェキルに預けペナルティエリアに侵入した彼の元に、折り返されたボールのこぼれ球が渡り、シュート。流れるようなカウンターでゴールを奪い、前半を2-0で折り返す。

後半、連戦の疲れからかゲームはややペースダウン。ベティスも無理には攻め込まないが、センタリングからFWイグレシアスに合わせる形でサイドから何度か好機を作る。チームは危なげない試合運びで、アディショナルタイムには途中出場のアレニャがダメ押しの3点目。オサスナの息を止めた。

4試合ぶりの勝利は相手の枠内シュートをわずか2本に抑え、攻撃陣は3得点を記録する見事な内容。リーグ戦残り3試合、このまま勢いに乗ることができるだろうか。

レアル・ベティス・バロンピエ: ダニ・マルティン、エメルソン、マンディ、フェダル、ペドラサ(アレニャ74' )、ギド・ロドリゲス、グアルダード(カルバーリョ 74')、ホアキン(テージョ 64')、アレックス・モレノ、フェキル(フアンミ 86')、B・イグレシアス(ロレン 86')

CAオサスナ: エレーラ、ナチョ・ビダル、ダビド・ガルシア、フラン・メリダ(ペレス78')、ロベルト・トーレス(オイエル 46')、ラト(ロンカリア 70')、ホセ・アルナイス、ブラシャナツ(エストゥピニャン 46')、バルハ(A・ロペス 60')、アリダネ、モンカヨラ

得点: ギド・ロドリゲス (4') ペドラサ(25') アレニャ(90+8')