マッチレポート | PK戦で悔しい敗戦 (2-2)
PK戦の末ラージョ・バジェカーノに敗れ、コパ・デル・レイ敗退が決まった。
レアル・ベティス・バロンピエは24日に行われたコパ・デル・レイのベスト32で、ラージョ・バジェカーノに敗れた。1-1で迎えた延長戦に両チームが1点ずつを加えた末、PK戦は4-2でラージョ・バジェカーノに軍配が上がった。
ほぼ互角の展開となった序盤は、両チームともに大きなチャンスは少ない静かな立ち上がりとなる。ベティスはバルトラのヘディングシュート、ラージョ・バジェカーノはルナやモンティエルのシュートで相手ゴールを脅かしたが、前半は無得点のまま終了した。
ハーフタイムの直後、試合が動く。ラージョ・バジェカーノのコーナーキックにファーサイドのカテナが打点の高いヘディングで合わせ、ホームチームが先手を取った。
反撃に出るベティスはバルトラ、フェキルらがシュートを放つものの得点を奪うことはできず、残り時間が少なくなっていく。しかし84分、素早いカウンターを仕掛けるとボルハ・イグレシアスがゴール前へグラウンダーのクロス。これをホアキンが冷静にフィニッシュし、ベティスが同点に追いついた。
延長戦に突入した後の97分、アレニャからのパスを受けたロレンがペナルティエリア左側からゴールのサイドネットを射抜く技ありのシュートを見せ、ベティスが遂に逆転に成功する。しかし対するラージョ・バジェカーノも試合終了間際の118分に素早いスローインのリスタートから、ゴール前でフリーになっていたアンドレス・マルティンがクロスを押し込んで同点ゴール。試合はPK戦にもつれ込んだ。
4人全員がシュートを沈めたラージョ・バジェカーノに対し、ベティスは1人目のホアキンと4人目のテージョが痛恨の失敗。紙一重の差で敗れ、ベスト16へのチケットを手にすることはできなかった。
レアル・ベティス・バロンピエ:ダニ・マルティン、エメルソン、バルトラ、フェダル、アレックス・モレノ、ギド・ロドリゲス (ロレン 74 ')、グアルダード (テージョ 62')、アレニャ、ライネス (ホアキン 68 ')、フェキル、ボルハ・イグレシアス (エドガル 91')
得点: 1-0 (47 '): カテナ、1-1 (83 '): ホアキン、1-2 (97 '): ロレン、2-2 (118 '): アンドレス・マルティン