ホームで貴重な先勝!カンファレンスリーグ決勝進出へ前進(2-1)

レアル・ベティスが、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ準決勝第1戦でフィオレンティーナを2-1で下し、クラブ史上初の欧州コンペティション決勝進出へ一歩近づいた。


試合開始早々、ホームスタジアムが沸いた。前半6分、FWバカンブの右サイドの突破からピンポイントクロスでアブデ・エザルズリがシュートを放つと、クロスバーにあたりゴールラインの外に。ゴールラインを割ったか微妙なシュートではあったが、VAR判定の末に先制点が認められた。


その後はフィオレンティーナにボールを持たれる時間が続いたが、後半19分、ロセルソのパスからアントニーがダイレクトボレー。鋭い一撃で追加点を奪い、リードを広げた。


追いすがるフィオレンティーナも、後半28分に反撃。セットプレーからラニエリが詰めて1点差に詰め寄ったが、ベティスはその後の猛攻を凌ぎ切り、ホームで価値ある勝利を手にした。


試合後、ペジェグリーニ監督は「まだ半分が終わっただけ。フィレンツェでも自分たちのサッカーを貫く」とコメント。勝利に満足しつつも、油断なき姿勢を強調した。


2戦は58日、敵地スタディオ・アルテミオ・フランキで開催される。1点のアドバンテージを手にしたベティスが、クラブの歴史を塗り替える欧州コンペティション決勝の舞台を目指す。