レアル・ベティスが東京ヴェルディと国際パートナーシップを締結

日本サッカーの歴史的クラブとの提携により、共同で企業プロジェクトや社会活動を展開し、ビジネスおよびスポーツ分野における経験と知見を交換する。

レアル・ベティスは、日本のJリーグでプレーする東京ヴェルディと国際パートナーシップ契約を締結したことを発表します。本協定は、さまざまな企業分野における経験と知見を交換する目的に行われます。お互いに緑色を基調とするクラブの連携は、レアル・ベティスが来日して行われた直近「レアル・ベティス・ウィーク・ジャパン」で合意に達しました。

両クラブは、日本とスペインでそれぞれのブランドを拡大し、「Forever Greenと「TOKYOGREENのサステナビリティプラットフォームを通じて、ビジネス、社会活動、環境問題に取り組むとともに、スポーツイベントでも協力し、サッカーの手法や知見を交換します。

1969年に設立された東京ヴェルディは、日本サッカーの歴史的なクラブの一つであり、Jリーグや天皇杯といった国内タイトルを複数持っています。

創設以来、日本のサッカーのプロ化とリーグ創設を推進したクラブの一つであり、この数年間においてもサッカーアカデミーの育成やコミュニティ活動において重要な役割を果たしてきました。

この協定は、レアル・ベティスが日本のクラブと締結する初めてのものであり、日本市場の戦略的な一環として、また、観光とサッカーで結ばれたセビージャと東京という二つの都市を近づけるものです。

東京ヴェルディの代表、中村考昭氏は、今回の協力協定の目標についてこう語りました。「スペインの重要なクラブであるレアル・ベティスとの提携を発表できることを大変嬉しく思います。レアル・ベティスは、優れた社会計画でヨーロッパでも高い評価を得ており、その成功から学びたいと考えています。この協力を通じて、今シーズン開始された『TOKYOGREEN』イニシアチブをさらに発展させることを目指しています。日本のサッカーの先駆者として、私たちはプロスポーツクラブの社会的責任の基準を確立することに尽力しています。レアル・ベティスの経験を基に、コミュニティに対して重要な影響を与え、他のクラブにも影響を与えたいと思います」

レアル・ベティスのCEO、ラモン・アラルコン氏は、日本で歴史的な重みを持ち、強い社会的役割を果たすクラブとの協定の価値を強調しました。「日本サッカーの歴史的なクラブである東京ヴェルディとの新たな橋を架けることは誇りです。我々は、地域社会に影響を与える共通の価値観とプロジェクトを共有しており、それに対して完全に同意しています。サッカーは環境を改善するための重要なツールであり、そのために多くの努力をしています。東京ヴェルディの取り組みや戦略的なアプローチから学びたいと考えています。この協定は、両者にとって非常に満足のいくものになると確信しています」と述べました。

この新たな提携は、昨年10月にレアル・ベティスが締結した、モロッコという別の戦略市場での国際的に重要なクラブであるラジャ・アスレティック・クラブとの協定に続くものです。