レアル・ベティスが東京で「ベティス・ウィーク」を開催し、日本での国際展開を強化
カサブランカ、メキシコシティ、サンティアゴ・デ・チリに続き、クラブはアジアの国の首都へと渡り、別の戦略的市場でブランドの促進を目指しました。そこで、さまざまな活動や企業イベントを行い、東京ヴェルディとの協力協定の締結に至りました。
レアル・ベティスは、2023/24シーズンの活動の一環として第4回レアル・ベティス・ウィークを東京で開催しました。このプロジェクトは、戦略的な国際市場でのブランドの促進を目指し、スポーツ、そして社会的な活動やイベントの実施を行うものです。
クラブは今年、カサブランカ(モロッコ)、メキシコシティ(メキシコ)、サンティアゴ(チリ)などの都市に加え、セビージャで行われたフェアにも参加し、また若手選手向けの新しいアカデミーを開設するためにカヨ・ビスカイノ(米国マイアミ)への公式訪問も行いました。
東京では、到着早々Jリーグの代表者との会議を行い、日本のJリーグおよびそのクラブとの関係強化を図りました。これには、財団のマネージャーであるラファエル・ムエラ氏が参加し、「フォーエバー・グリーン」プロジェクトとその成功事例について説明しました。
レアル・ベティスの来日メンバーには、初めてスペインの国境を越えた人気マスコットのパルメリンも含まれていました。パルメリンは、東京の街を歩き、公式ユニフォームのプロモーションに協力し、公式ファンクラブである「ベティコス・ニッポン」との会議にも参加しました。
日本のベティスファンは、セビージャ観光局と共にドス・エセナス・レストランで開催された企業イベントを楽しむことができました。このイベントには、地元企業やメディア、Jリーグの代表者、そして特別ゲストとして元レアル・ベティス・フェミナス(女子チーム)のゴールキーパーである山根恵里奈さんが参加しました。
さらに、日本現地のベティスファンはフアン・ミランダとのデジタルミート&グリート、フラメンコショー、そしてドス・エセナス・レストランでのアンダルシア料理メニューを楽しむことができました。観光、グルメ、音楽、そしてサッカーが再び一体となり、レアル・ベティス、セビージャ、そしてアンダルシアのブランドを共に日本へと発信しました。
日本の首都でのレアル・ベティス・ウィークは、日本の歴史的なサッカークラブの一つである東京ヴェルディとの公式会議や両クラブのマスコットの出会いで締めくくられました。これにより、両組織が様々な分野で知識と経験を交換し、それぞれのブランドを日本とスペインで拡大し、「フォーエバー・グリーン」および東京グリーンプラットフォームを通じた社会的・環境的活動に協力するための協定が新たに締結されました。
レアル・ベティスのCEOであるラモン・アラルコン氏は、自国で大きな歴史的重みを持ち、強力な社会的活動を行っているクラブとの協定の価値を強調しました。「日本サッカーの歴史的重要クラブである東京ヴェルディとの新しい架け橋を築くことは光栄です。我々は、コミュニティに影響を与える価値観とプロジェクトを共有しており、それに完全に共感しています。また、サッカーが環境改善のための重要なツールになり得ることを理解しており、そのために努力しています。我々は、東京ヴェルディの取り組みや戦略的アプローチから学びたいと考えています。この協定が双方にとって非常に満足のいくものになると確信しています」と述べました。
この新たな提携は、昨年10月にモロッコという別の戦略的市場で国際的に重要なクラブであるラジャ・アスレティック・クラブと結んだ提携に加わるものです。