マッチレポート|エルチェに0-1で敗戦

チャンスを量産するも最後までゴールを奪えず

ラ・リーガ第33節。ベティスはホームでエルチェCFと対戦し、0-1で敗戦。前後半通してベティスがゲームを支配したものの、エルチェが試合終盤に放ったこの日唯一の枠内シュートが試合を決めた。

試合の出だしはペースが遅く、両チーム共にチャンスは多く作れない。前半20分、フアンミのヘディングはゴールラインを割ったものの、ゴールはオフサイド判定で無効になった。ベティスはボールを握り続けたが、自陣に引いてスペースを全く与えないエルチェの守備に苦戦する。

しかし徐々にベティスはチャンスを作り出すことに成功。前半31分にカナレスが素晴らしいロングシュートを放ったものの、これはエルチェのGKバディアの好セーブに阻まれる。

後半もベティスがボールを支配する展開が続く。特にフアンミやフェキルは多くのチャンスメイクに関わるも、GKバディアを中心としたエルチェの守備を破ることができない。

そして後半36分、カウンターからエルチェに先制点を許す。さらに悪いことには、後半アディショナルタイム、ポールがフラストレーションを抑えきれずにレッドカードで退場となった。

支配率65%と試合を通してボールを握ったベティスだったが、守備からのカウンターで一発を狙ったエルチェの巧みな戦術に敗れ、チャンピオンズリーグ圏内の4位との勝ち点差は4に開いた。