マッチレポート |アウェイのレアル・マドリード戦は手堅い引き分け(0-0)
高い集中力で相手の攻撃をシャットアウト。チームは5試合連続引き分け。
ラ・リーガ第33節、ベティスはアウェイでレアル・マドリードと対戦。フェキルを前節の退場処分で欠く中、ペレグリーニ監督は若きメキシコ代表、ライネスをチョイスし試合に挑んだ。
雨で滑りやすいピッチの中、両チームはボールポゼッションを意識したゲームを展開。ベティスはカナレス、グアルダードを中心にゲームを組み立て、好機を虎視眈々と狙う。
時間が経つにつれ、徐々にマドリードに押し込まれる時間が増えたがアンカーのギド・ロドリゲスの幅広い守備範囲で相手を阻止。守備のラインも統一され、裏にパスを出されるピンチも見せなかった。
前半のシュートはカナレスの1本のみと、相手に攻撃を抑えられたアウェイのベティス。マドリードのロドリゴの放ったボールがバーを直撃する場面もあったが、後半もセンターバックのマンディを中心に高い集中力を維持する。
カウンターでチャンスを狙う中、イグレシアスにアーリークロスのチャンス。しかしキーパーのクルトワが飛び出してセーブし、ゴールを譲らない。
結局最後までゴールは無く試合はスコアレスで終了。ベティスは珍しい5試合連続ドローという記録を残した。
ヨーロッパリーグ出場を目指しアウェイで貴重な勝ち点1を手に入れたベティス。次節は5月2日、アウェイでバジャドリードと対戦する。
出場選手
ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、ミランダ、ギド・ロドリゲス、カナレス、グアルダード(W・カルバーリョ 88)、ライネス(フアンミ 80)、ホアキン(ルイバル 59)、イグレシアス(ロレン 80)
レアル・マドリード:クルトワ、カルバハル(オドリオソラ 68)、 エデル・ミリトン、ヴァラン、ナチョ、ベンゼマ、モドリッチ(アントニオ ブランコ 77)、アレンシオ(アザール 77)、カゼミーロ、イスコ(マルセロ 68)、ロドリゴ(ヴィニシウス 59)