マッチレポート|イグレシアスの今季初ゴールでCAオサスナに勝利(0-2)
ラ・リーガ第12節、ベティスはアウェイでCAオサスナと対戦。7試合ぶりに無失点で守り抜き、白星を獲得。順位を8位に上げた。
リーグ最多失点チームかつ、リーグ戦3連敗中と勢いに乗れないベティス。一方のオサスナも前節はバルセロナに4-0で大敗。4試合勝ちのないライバルのホーム、エル・サダールに乗り込んだ。
前半、雨によるスリッピーなピッチで滑る選手も多く、両チーム共にボールが落ち着かない。その影響もあってか、ホームのオサスナは前半だけでイエローカード3枚と、やや荒れた試合展開となる。
ベティスは前半序盤にネットを揺らされたが、僅かにオフサイドでゴールは取り消し。また前半中盤にも、オサスナ左サイドのクロスからニアサイドでシュートをフリーで撃たれたが枠には収まらす、何とか前半を0点でしのいだ。
後半、ベティスはここ最近見られなった安定性を披露する。前節のように自陣でのパスミスはほとんどなく、ピッチコンディションが良くない中でも相手の枠内シュートを0で抑える。
一方の攻撃面ではチャンスは少ないものの、ベティスが力強いドリブルやシュートで起点を作る。我慢の時間が続く中、76分ついに試合が動く。
オサスナのシュートをブロックしたベティス。前線に残っていたイグレシアス、ルイバル、フェキルの3人でカウンターを開始。ルイバルとフェキルの長距離のワンツーで敵陣深くまで潜り込み、最後にルイバルのパスに合わせたのはイグレシアス。途中から入ったベティスの9番がペレグリーニ監督の期待に応え、ベティスがリードする。
終了間際にも、こちらも途中出場のホアキンとミランダでゴールを奪い、リードを2点に。ミランダは移籍後初ゴールとなった。
試合は0-2でベティスが勝利。途中出場の2人がゴールを決めるなど、ペレグリーニ監督の采配も当たり、チームは4試合ぶりの勝利。課題だった守備はクリーンシートを達成し、順位を8位に上げた。
[出場選手]
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、バルトラ、ビクトル・ルイス、アレックス・モレノ、ギド・ロドリゲス、W・カルバーリョ、グアルダード(ミランダ 82')、ルイバル(ホアキン 82')、フェキル(シドネイ 90+2')、ロレン(イグレシアス 72')
オサスナ:セルヒオ・エレーラ、ダビド・ガルシア、ブラシャナツ(サンフルホ 46')、ロベルト・トーレス、ロンカリア、ルベン・ガルシア(キケ・バルハ 73')、ブディミル、エンリク・ガジェゴ(ジョナタン・カレリ 65')、イニゴ・ペレス(ナチョ・ビダル 80')、アリダーネ、モンカジョラ
[ゴール]
0-1 イグレシアス(76')
0-2 ミランダ(90+1')