マッチレポート|開幕戦を白星でスタート(1-0)
途中出場のテージョが終了間際に劇的な決勝ゴール
20/21シーズンのラ・リーガが開幕。レアル・ベティスはテージョの劇的なアディショナルタイムのゴールでアラベス相手に1-0の勝利。開幕戦を白星で飾った。
アウェーとしてアラベスのホーム、メンディソラサ競技場に乗り込んだエイバル。ペレグリーニ監督はGKに新加入のベテラン、クラウディオ・ブラボをチョイス。チームはギド・ロドリゲスのミドルシュートがクロスバーを叩く等、前半から相手のゴールを脅かす。
後半開始早々、新加入のGKブラボが見せ場を作る。後半4分、アラベスがCKから至近距離のヘディングシュート。37歳になる彼だが、未だ健在の反射神経でこの大ピンチをセーブ。また、59分にはやや距離のある所からカナレスが直接ゴールを狙うも、ボールは惜しくもバーを叩く。決定機は作るものの1点が遠く、スコアレスドローで思われた中、本日一番の話題をかっさらったのは途中出場の"ジョーカー"ことテージョだった。
アディショナルタイム3分、ライネスの仕掛けから生まれたコーナーキック。 ベティスは相手の陣形が整う前に、ライネスからカナレスへとショートコーナーで素早くリスタートする。カナレスから右45度のペルティエリアでボールを受け取ったのは82分に交代で入ったテージョ。ライネスのフリーランに相手DFが釣られた事もあり、フリーでボールを受け取った彼は、左足を一閃。ボールは見事右隅に突き刺さり、値千金の決勝ゴール。
劇的な勝利を収めたベティス。この開幕戦の勝利により、ペレグリーニ体制以降プレシーズンを含め4連勝となった。
[出場選手]
ベティス:クラウディオ・ブラボ、エメルソン、マンディ、バルトラ、アレックス・モレノ、ギド・ロドリゲス、W・カルバーリョ(テージョ 82')、カナレス、ホアキン(ルイバル 66')、フェキル(ライネス 90+3')、イグレシアス
アラベス:パチェコ、ドゥアルテ、エリー、ラグアルディア、バタグリア、ペレ・ポンス(セルジ・ガルシア90+5')、トーマス・ピナ、リオハ(デイヴェルソン 66')、エドガル・メンデス(マルティン 89')、ホセル、ルーカス・ペレス(ロペス・カルバリョ 69')
[ゴール]
1-0 テージョ (90+3')