マッチレポート|ラ・リーガ最終節でバジャドリードに敗れる (2-0)

攻撃の決め手を欠き、ホームチームのカウンターに敗れる


ラ・リーガ最終節、レアル・ベティスはアウェイの地ホセ・ソリージャで16位バジャドリードと対戦。前節アラベス戦て好印象を残したアレニャ、テージョが先発に起用された。試合を通してボールを保持するものの、バジャドリードのカウンター策にはめられ黒星を喫した。


ゲーム序盤はいつものようにベティスがボールを支配。先日27歳の誕生を迎えたフェキルがミドルシュートやFKでゴールを狙うも、バジャドリードのGKカロに冷静に対処される。対するバジャドリードはカウンターを狙い、シュートで終える形を徹底。功を奏したのはホームチームの方だった。45分、ベティスのCKからボールを奪いカウンターにつなげ、最後にゴールに押し込んだのは前節エイバル戦でもゴールを決めたセルジ・グアルディオラ。ボール奪取から僅か12秒でネットを揺らす素晴らしいカウンター攻撃を見せつけた。


後半、自陣に引き下がり1点を死守しようとするバジャドリードから何とかゴールをこじ開けようと、アレニャを筆頭に小刻みにボールを回していく。しかしバイタルエリアはしっかりと固められ、チャンスを生むことができない。64分、バジャドリードは更に追い打ちをかける。ペナルティエリア内でボールを拾ったオスカル・プラノが反転からシュート。イエローカードを貰っていたバルトラは厳しいチェックに行けず、追加点を献上してしまう。


その後もバジャドリードに時間を稼がれ、攻撃も固められたバイタルエリアに進入することはできず完封負け。全体的に調子の良くなかった今シーズンを象徴するかのようなゲーム内容となってしまった。


レアル・ベティス・バロンピエ: ダニ・マルティン、バラガン、バルトラ、シドネイ、エメルソン、アレニャ(B・イグレシアス 66')、カナレス、ホアキン(ライネス 71')、フェキル、テージョ( ハビ・ガルシア 77')、ロレン


レアル・バジャドリード:カロ、アントニート、ハビ・モジャーノ、ハビ・サンチェス(エメテリオ 46')、ナチョ、オスカル・プラノ、アルカラス、ミチェル、ワルド(エルビアス 72')、サンドロ(ウナル 63')、セルジ・グアルディオラ(M・フェルナンデス 89') 


得点: セルジ・グアルディオラ(バジャドリード 45+2')、オスカル・プラノ(バジャドリード 64')