マッチレポート | 逆転で今季初勝利 (2-1)

ロレンとフェキルのゴールが今季初の勝ち点3をもたらした。

レアル・ベティスは31日、本拠ベニート・ビジャマリンで行われたラ・リーガ第3節レガネス戦に2-1で勝利し、今季初の勝ち点3を手にした。

立ち上がりはレガネスが積極的にプレッシングを仕掛けるが、ベティスも徐々にスペースを使いリズムを掴んでいく。ロレンらがシュートを放ちながらも大きなチャンスは掴めない中、43分にはホアキンが良い位置からのフリーキックでニアサイドを狙う。しかし低い弾道のシュートはゴールポストをかすめ、先制点とはならなかった。

スコアレスのまま迎えた後半、先手を取ったのはアウェイのレガネスだった。50分、右サイドからのクロスのこぼれ球を、オスカルがシュート。ジョエル・ロブレスが鋭い反応でセーブしたが、そのリバウンドをブライドバイテに押し込まれて失点を喫した。

しかしベティスもすぐに反撃に出る。54分、ペナルティエリア内でパスを受けたエメルソンが素早くクロスを送り、ゴール前のロレンがフィニッシュ。ロレンの3試合連続ゴールで同点に追いついた。

試合がよりオープンな展開になる中、ベティスが61分に待望の逆転ゴールを掴む。ホアキンのスルーパスにカナレスが抜け出し、クロスに飛び込んだのはフェキル。新加入のフランス人選手が抜群の得点感覚を見せ、前節に続くゴールを挙げた。

その後はレガネスも最後までゴールを狙い続けたが、ベティスは勝利への執念を感じさせる粘り強い守備で対応。2-1のまま試合終了のホイッスルを迎え、第3節で今季初勝利を手にした。


レアル・ベティス・バロンピエ:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、シドネイ (バルトラ 64')、ペドラサ、ウィリアム・カルヴァーリョ、グアルダード、カナレス(ハビ・ガルシア 83')、フェキル、ホアキン (ボルハ・イグレシアス 71')、ロレン

得点:ロレン (53')、フェキル (61')


CDレガネス:クエジャル、ナバーロ、ブスティンサ (アルナイス 73')、オメルオ、シオヴァス、シルバ、ロケ・メサ (メリノ 78'), オスカル (アイトール・ルイバル 78'), ルベン・ぺレス、ブライトバイテ、エン=ネシリ

得点:ブライトバイテ (50').