カンプノウで敗戦 (5-2)
フェキルとロレンがゴールを決めたが、FCバルセロナに敗れた。
レアル・ベティスは25日、カンプノウでのラ・リーガ第2節FCバルセロナ戦に2-5で敗れ、開幕2連敗を喫っした。
昨季の大きな勝利の再現を目指して敵地に乗り込んだベティスは序盤、チャンピオンチームを相手に堂々とした戦いを展開。14分、左サイドからのパスをグリーズマンにダイレクトで狙われるがが、この日先発したダニ・マルティンがきっちりとシュートを抑えた。
するとその1分後、ベティスはフェキルが前線でパスを受けて、すぐさま左足で対角線上に鋭いシュートを放つ。ボールはサイドネットに吸い込まれ、ベティスが先制点を手にした。
ホームで今季初勝利を目指すバルセロナは、よりゴールへの圧力を強める。37分には左サイドからペナルティエリアに侵入し、ゴール前のラフィーニャがシュート。ここはシドネイがうまくブロックして、コーナーキックに逃れた。
しかしハーフタイム直前の41分、ディフェンスラインの裏へのパスに飛び込んだグリーズマンがゴールを奪い、前半は1-1で終了した。
後半は一気にスコアが動く。50分、ペナルティエリアの隅でボールを受けたグリーズマンが左足でカーブを掛けたシュートを逆のサイドネットに沈め、バルセロナが逆転。56分にも右サイドからの折り返しを受けたカルレス・ペレスが上手くディフェンダーを剥がし、地を這うようなシュートでゴールネットを揺らす。
60分には自陣内ででボールを奪われ、最後はスルーパスを受けたジョルディ・アルバがゴール。そして77分、グリーズマンからのワンタッチのラストパスをビダルにゴール右上に叩き込まれ、5失点目を喫した。
大量リードを奪われる中で反撃したいベティスは79分、ロレンが相手のパスミスを奪い右足を一閃。ゴール右上へ一直線に飛んだ豪快なシュートがゴールネットを揺らし、再び3点差とした。
両チーム合わせて7得点が生まれた一戦は5-2のスコアで終了、ベティスは先制しながらも大量失点で敗戦を喫した。
FCバルセロナ:テア・シュテーゲン、セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、ブスケツ (ビダル 73')、デ・ヨング、セルジ・ロベルト、ラフィーニャ (ジュニオル 81')、グリーズマン、カルレス・ぺレス (アンス・ファティ 78')
レアル・ベティス・バロンピエ:ダニ・マルティン、エメルソン、バルトラ、シドネイ、ペドラサ、ウィリアム・カルヴァーリョ、グアルダード (カプトゥム 61')、カナレス (ライネス 75')、フェキル、テージョ (ホアキン 61')、ロレン
得点:0-1 フェキル (15')
1-1 グリーズマン (41')
2-1 グリーズマン (49')
3-1 カルレス・ぺレス (56')
4-1 ジョルディ・アルバ (60')
5-1 ビダル (77')
5-2 ロレン (79')