
劇的な逆転劇で欧州コンペティション出場を確定!(1-2)
5月4日(日)に行われたラ・リーガ第34節、レアル・ベティスは敵地RCDEスタジアムでエスパニョールと対戦し、ロ・セルソ(85分)とアントニー(90分)のゴールで劇的な逆転勝利を収めた。これにより、ベティスは来季の欧州コンペティション出場確定させた。
試合は前半から白熱。ホームのエスパニョールが主導権を握る時間帯も多く、29分にはポル・ロサーノの絶妙なスルーパスに抜け出したロベルトがネットを揺らし、先制に成功。その後もエスパニョールは鋭いカウンターや遠距離からのシュートでベティスゴールを脅かしたが、GKアドリアンが何度も好セーブを見せ、最少失点で凌いだ。
一方のベティスは前半こそ静かな立ち上がりも、後半に入り徐々に主導権を奪取。イスコを中心に攻撃が活性化すると、終盤にその圧力が実を結ぶ。
まずは85分、ロ・セルソが華麗なテクニックで一人でゴール前までボールを運びフィニッシュ、アルゼンチン人MFの華麗な個人技で同点に追いつくと、さらに90分にはアントニーが左足で鮮やかな一撃を叩き込み、試合をひっくり返した。
この勝利でベティスは勝ち点を57に伸ばし、来季の欧州カップ戦出場が確定。現在5位のビジャレアルとはわずか1ポイント差と、チャンピオンズリーグ圏内も射程に捉えている。
試合後、ペジェグリーニ監督は「我々は最後まで諦めなかった。ロ・セルソとアントニーの個人技が勝負を決めてくれた」とコメント。チームは5月8日(木)に行われるカンファレンスリーグ準決勝第2戦 vs フィオレンティーナに向けて、勢いを持って臨みます。