レアル・ベティス・アカデミー4大陸で5,300人以上の“ベルディブランコ”の選手が活動

レアル・ベティスの国内外を含むスポーツプログラムは、2024-2025シーズンに14カ国へ拡大し、49のプロジェクトを展開しています。

レアル・ベティスとその財団が運営する国内外の育成プログラム「レアル・ベティス・アカデミー」は、年々活動規模を拡大しています。2024-25シーズンは、スペイン国外に12の常設アカデミーを設置し、4大陸14カ国で計49プロジェクトを実施。世界各地で5,384人の選手がクラブ独自のメソッドに基づく指導を受けました。

国際展開では、イラクに4つ目の拠点となる「レアル・ベティス・アカデミー・アルビル」が新たに開設。既存のバグダッド、モスル、ドホークに加え、同国での活動をさらに拡大しました。
また、アルジェリア(デリ・イブラヒム)、サウジアラビア(タブーク)、クウェートの各アカデミーも引き続き活動を継続。

南米・北米では、メキシコシティのアカデミーが大きく成長し、毎週1,200人の少年少女がトレーニングや試合に参加しました。このほか、チリ・チクレオ、ベネズエラ・カラカス、アメリカ・マイアミの各拠点でも活動を実施。
ヨーロッパでは、ジョージア・トビリシのアカデミーが約100名の選手を育成し、一部の選手はクラブの現場を体験できるプログラム「Real Betis Inside」に参加しました。今年は欧州各国のアカデミーやクラブから約300名が参加。指導者向け研修プログラムも併せて行われました。

さらに、バンクーバー、シェフィールド、ミラノなど戦略的都市で短期サッカーキャンプも開催。

国内では、11シーズン目を迎えた「ベティス・スクール」が本拠地ラファエル・ゴルディージョ・スポーツシティでトレーニングを実施。15名の選手がユースアカデミーのトライアウトに挑戦しました。また、カディス県オルベラやスペイン各地で24のサッカーキャンプを実施し、延べ2,062人が参加しました。

選手育成だけでなく、コーチ育成プログラムを通じて国際的な指導者の養成にも注力。昨シーズンはバルセロナ・ビジネススクールの学生向け研修も実施しました。

国内外での存在感を一層高めながら、レアル・ベティス・アカデミーは今後も選手・コーチ双方の総合育成を推進し、サッカーを通じてベティスの価値と理念を世界中に広げていきます。