東京ヴェルディのレアル・ベティスへの表敬訪問
昨夏に両クラブ間で締結された提携協定の一環として、東京ヴェルディの代表者たちは、ベニート・ビジャマリン・スタジアムおよびベティスの主要なトレーニング施設である、ルイス・デル・ソル・スポーツシティとラファエル・ゴルディージョ・スポーツシティを訪れました。 さらに、クラブのさまざまな部門の担当者たちとの意見交換を行いました。
2024年1月21日 セビージャ 昨夏に両クラブ間で締結された提携協定の一環として、東京ヴェルディの代表者たちは、ベニート・ビジャマリン・スタジアムおよびベティスの主要なトレーニング施設である、ルイス・デル・ソル・スポーツシティとラファエル・ゴルディージョ・スポーツシティを訪れました。さらに、クラブのさまざまな部門の担当者たちとの意見交換を行いました。
2024年1月21日 セビージャ 提携協定の一環として東京ヴェルディの代表団がベティスの施設を訪問しました。代表団には、経営戦略室部長の齋藤祐太氏とユースアカデミーダイレクターの中村忠氏が参加されました。
今回の表敬訪問は、両クラブの関係において重要な一歩であり、経営およびスポーツの発展に対する共通の目標を強調するものです。訪問中、東京ヴェルディの代表者たちは、レアル・ベティス経営陣と複数回の会議を行いました。これには、クラブのCEOラモン・アラルコン、ユースフットボールディレクターのミゲル・カルサド、そしてレアル・ベティス・ファウンデーションのマネージャーラファエル・ムエラが参加しました。
設けられた会議では、クラブ運営戦略や国際市場でのブランド拡大、企業の社会的責任(CSR)プロジェクト、選手育成、スカウティング、そして指導方法に関してさまざまなテーマで議論されました。
東京ヴェルディの代表団は、ベニート・ビジャマリン・スタジアムの全てのエリアを見学し、まもなく着工される改修プロジェクトの進捗状況について、現地で詳細な説明を受けました。
東京ヴェルディの代表団は、ルイス・デル・ソル・スポーツシティで行われた、レアル・ベティスとレアル・マドリードのリザーブチームの試合も観戦しました。この施設は、トップチームのトレーニンググラウンドであり、リザーブチームや女子チームのホームグラウンドでもあります。さらに、2023年に開設されたレアル・ベティスの新しいユースアカデミー専用のトレーニング施設、ラファエル・ゴルディージョ・スポーツシティを訪れ、20ヘクタール以上の広大な敷地を見学しました。
訪問中、経営戦略室部長の齋藤祐太氏は、提携がどのように結ばれ、両クラブの組織的およびスポーツ的成長にどのような利益をもたらすかについて説明しました。
「これは私たちにとって非常に大きなチャンスです。両クラブは持続可能性に対する共通の価値観と文化を共有しています。実際、私たちには『Tokyo Love Green』というプロジェクトがあり、この理念と一致しています。この提携は、ビジネス面およびサッカー面の両方で私たちに大きな利益をもたらすと確信しています。レアル・ベティスにとっても、日本市場への進出に向けたサポートを私たちから得られることは大きな利点です。このコラボレーションをとても嬉しく、楽しみにしています」と述べました。
また、弊クラブのユースフットボールディレクターミゲル・カルサドは、東京ヴェルディ代表団との初めての会合について次のようにコメントしました。
「日本という、多くの分野で強力な成長を遂げた国のプロフェッショナルたちとの経験や知識を共有する良い機会でした。この提携協定は、双方が互いに学び合うための有益なものだと確信しています。東京ヴェルディの代表団は、各施設や、チームのトレーニングセッションを見学し、レアル・ベティスの組織構築について深い理解を得られたことでしょう。今回の表見訪問は、クラブ運営や指導方法に関する最初のアイデア交換の機会となりました」と述べました。