マッチレポート|バレンシアに3-0で勝利し、CL圏争いに望みを繋ぐ

リーグ戦5試合ぶりの勝利!

ラ・リーガ第36節。リーグ戦4試合連続未勝利の5位ベティスは、アウェイで10位バレンシアと対戦。3-0で勝利した。

4/24に行われたコパ・デル・レイ決勝と同じ対戦カードとなった本戦は、決勝戦と同様一進一退の攻防を繰り返す。ベティスがボールを保持して押し込む時間帯もあれば、バレンシアがプレスを剥がして押し返してベティスゴールに迫る時間帯もある試合展開。

31分には、ギドがペナルティーエリア際で倒されて得たフリーキックをカナレスが左足で蹴り込むも、これはバレンシアのGKママルダシュヴィリが好セーブを見せる。

39分にはバレンシアにチャンスが訪れる。モリバが左サイドから切り込んで右足でミドルシュートを放つも、これはベティスのGKルイ・シルバの正面に飛んでしまう。

前半終了間際の45分には再びバレンシアが中盤でのボール奪取から速攻を見せ、ソレールの右足のクロスに最後はブライアン・ヒルがフリーで合わせるも、これもGKルイ・シルバの正面に飛んでしまう。そのまま前半終了のホイッスルを迎え、試合は0-0で折り返した。

後半は早々に均衡が破れる。56分、中央でボールを受けたカナレスのパスをウィリアン・ジョゼが落ち着いて決め先制。前々節まで3戦無得点と決定力が心配されていたベティスだったが、この日はB・イグレシアスに代わってスタメン起用されたCFが結果を残した。

その後は同点弾を狙うバレンシアがボールを支配する時間が続く。68分にはベティスの右サイドを崩してクロスから決定機を作り出すも、これはベティスのDFペッセッラが決死のクリア。その後も何度かベティスのゴール前でチャンスを作り出すも、GKルイ・シルバを中心としたベティスの守備陣が体を張った守備を見せゴールを割らせない。

すると徐々にベティスも落ち着きを取り戻し、押し込むバレンシアの中盤に出来たスペースを上手く使って攻撃を組み立てる。そして追加点はベティスに生まれた。87分、中盤でのボール奪取からバレンシアDFを崩し、サバリのクロスに最後はカナレスが左足で合わせて待望の2点目を決める。

流れに乗ったベティスは、直後の89分にもカウンターから途中出場のB・イグレシアスが試合を決定付ける3点目を奪い、試合はそのまま3-0で終了。

ベティスはリーグ戦5試合ぶりの勝利を手にし、CL圏争いに望みを繋げた。