マッチレポート|ロドリのラ・リーガ初ゴールもあり今季リーグ戦初勝利

終盤のカナレスの値千金決勝弾でグラナダに2-1の勝利

 ラ・リーガ第4節、代表ウィーク明け最初の試合はグラナダと対戦。アーセナルから加入したベジェリンや元グラナダのルイ・シルヴァ等が先発に名を連ねた。

 序盤から多くのチャンスを生み出したのはアウェイのベティス。ロドリのスルーパスに反応したフェキルだったが、GKとの1対1は惜しくも決めることができない。33分にもこのフランス人アタッカーは左サイドからミドルシュートを放つが、ポストに嫌われている。

 このままスコアレスで終わるかと思われた前半アディショナルタイム、ネットを揺らしたのは期待の新人だった。カウンターでアレックス・モレノの右サイドへのスルーパスを受け取ったロドリがカットインから左足を一閃。見事なシュートがゴール左上に突き刺さり、ベティスが先制に成功する。ロドリはラ・リーガ初ゴールとなった。
 
 後半、新加入のストライカー、ウィリアン・ジョゼを投入したペレグリーニ監督。その後もフェキルとW・カルバーリョに代えてカマラサとカナレスを投入し、中3日のヨーロッパリーグ、セルティック戦に向けて選手をローテーションしていく。

 66分にルイス・スアレスに見事なミドルシュートを決められ、同点に追いつかれてしまったベティスだが、この嫌な流れを10番が断ち切る。89分、ハーフウェーラインでボールを受けたカナレスは見事なターンで前を向くと、スルりとドリブルで相手の密集をかわす。そのままペナルティエリア左サイドまでボールを運んだカナレス。寄せてきたDFの股を抜く最高のフィニッシュがゴール右下に突き刺さり、ベティスが土壇場で再びリードを手にする。

 終了間際のルイ・シルヴァのナイスセーブもありこのまま2-1で試合を終えたベティス。リーグ戦4試合目にして今季初ゴールを手にした。


[出場選手]
ベティス:ルイ・シルヴァ、ベジェリン、バルトラ(ペッセージャ 14)、ビクトル・ルイス、アレックス・モレノ、W・カルバーリョ(カナレス 64)、ギド・ロドリゲス、ロドリ(ホアキン 73)、フェキル(フェキル 64)、テージョ、イグレシアス(ウィリアン・ジョゼ 46)

グラナダ:マキシミアーノ、アリアス、ゴナロン、ヘルマン(アブラム 59)、ソロ(バッカ 59)、スアレス(モリーナ 84)、マチス(ロチーナ)、モンチュ(ヤン・エテキ 84)、ネバ、モントーロ、ドゥアルテ

[ゴール]
0-1 ベティス:ロドリ 45+2分
1-1 グラナダ:スアレス 66分
1-2 ベティス:カナレス 89分