Cristian Tello conduce la pelota en el partido contra el Valencia CF.

マッチレポート | ‟レジェンド”ホアキンが2アシストの活躍も、バレンシアと引き分け(2-2)

フェキルとカナレスのスーパーゴールで2度リードするも、難敵に追いつかれる

 ラ・リーガ第31節、6位につけるベティスはホームでバレンシアCFと対戦。前節アトレティコに続き、2試合連続で39歳のレジェンド、ホアキンがスタメンで出場した。

12分、先制点をもたらしたのはそのホアキン。右サイドからのショートコーナーでこの日右サイドハーフで先発出場したベテランがセンターリングを放ると、フェキルがインサイドで正確にボレーシュート。ホームのベティスが早い時間帯の先制に成功する。

 しかし喜びも束の間。バイタルエリアの一瞬のスペースを突かれ、バレンシアのゴンサロ・ゲデスにミドルシュートの同点弾を許してしまう。

 それでも42分、ゴール25メートル付近で得たフリーキックでベティスはサインプレーを決行。直接ゴールを狙う素振りでフェキルはホアキンにショートパス。そしてこのホアキンの落としたボールを、カナレスがダイレクトでミドルシュート。強烈な一撃がゴール右隅に突き刺さり、ベティスが再びリードに成功して前半を終えた。

 後半も試合を支配していたベティスだったが60分、アレックス・モレノのハンドを取られ、バレンシアにPKを与えてしまう。カルロス・ソレールがこのPKを成功させ、試合は再び振り出しに。

 このゴールで息を吹き返したか、バレンシアが優勢に。70分過ぎにはネットを揺らされたがオフサイドに救われている。対するベティスも途中出場のルイバルが積極的にゴールを狙うもここでタイムアップ。

 勝ち点1を得て6位キープのベティス。勝利すればヨーロッパリーグ出場枠である5位に浮上できただけに悔しい引き分けとなった。


[出場選手]
ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、アレックス・モレノ(ミランダ 71)、ギド・ロドリゲス、カナレス、フェキル(W・カルバーリョ 71)、テージョ(ルイバル 82)、ホアキン(ライネス64)、フアンミ(イグレシアス 64)

バレンシア:ドメネク、ティエリー・コレイア(ユヌス・ムサ 9)、ゴンサロ・ゲデス、カルロス・ソレール(ピッチーニ 68)、ガメイロ(クトローネ 67)、ディアカビ、ガヤ、ウーゴ・ギジャモン、チェリシェフ(アレハンドロ・サンチェス 68)、バス、ラシッチ(クリスティアン・オリバ 82)


[ゴール]
1-0 ベティス:フェキル(12)
1-1 バレンシア:ゴンサロ・ゲデス(22)
2-1 ベティス:カナレス(42)
2-2 バレンシア:カルロス・ソレール(61)