マッチレポート|レジェンドホアキンのゴールで奇跡の逆転劇。アラベスを倒しリーグ戦4連勝 (3-2)
途中出場のイグレシアスとホアキンがチームを救う3ゴール。ペレグリーニ監督の手腕が光る。
ラ・リーガ第26節、レアル・ベティスは18位に沈むデポルティーボ・アラベスと対戦。序盤に2失点をする苦しいスタートとなったが、途中出場のホアキンとイグレシアスが計3得点。劇的な逆転勝利に導いた。
高いテクニックでボールを支配していたベティスだったが12分、クリアミスをキッカケにバイタルエリアでフリーキックを与えてしまう。アラベスのホセルが蹴った低いボールはベティスの壁をすり抜け、ゴールネットに突き刺さる。ゴールキーパーのジョエル・ロブレスはノーチャンスだった。
23分にも自陣右サイドからクロスを上げられ失点。前半の早い時間帯で2点のビハインドを負ってしまう。
アラベスを大きく上回る11本のシュートを記録したベティスだったが、ゴールをこじ開ける事はできず、前半を0-2で折り返す。
ペレグリーニ監督はハーフタイム直後にホアキンとイグレシアスを投入。そしてこの采配が功を奏す事となった。
前半同様にボールを支配するベティスは、61分にフェキルがペナルティエリア内で倒されPKを獲得。このチャンスをイグレシアスが確実に決め反撃の狼煙をあげると80分、チームを救ったのはやはり'レジェンド'だった。
左サイドのコーナーキックを途中出場のホアキンがヘディングシュート。体勢を崩しながらもコースを突いたシュートがゴール右上に吸い込まれ、ベティスが土壇場で試合を振り出しに戻す。
そして88分、歓喜の瞬間が訪れる。右サイドバックのエメルソンがアーリークロスを上げると、頭で合わせたのは先制点を決めたイグレシアス。背番号9の2点目で劇的な逆転勝利を収めたベティス。怒涛の4連勝と、チームの快進撃は止まらない。
[出場選手]
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、シドネイ、ミランダ、ギド・ロドリゲス(W・カルバーリョ 74')、カナレス、ルイバル(ホアキン 46')、グアルダード(イグレシアス 46')、N・フェキル(ポール・アコク 90')、フアンミ(テージョ 74')
アラベス:パチェコ、ラグアルディア、シモ、ルジューヌ、ドゥアルテ、ペリストリ(ペレ・ポンス 66')、マヌ・ガルシア、バタグリア(トマス・ピナ 65')、リオハ、エドガル(アギレガビリア 75')、ホセル
[ゴール]
0-1 アラベス:ホセル (12')
0-2 アラベス:エドガル (23')
1-2 ベティス:イグレシアス (61')
2-2 ベティス:ホアキン (80')
3-2 ベティス:イグレシアス (88')