マッチレポート|レバンテとの乱打戦に敗れる(3-4)
怪我から復帰したカナレスが2ゴールも、前半の3失点が響く。
今年最後となったラ・リーガ第16節、ベティスはアウェイでレバンテと対戦。怪我から復帰したカナレスの終盤の2ゴールの猛攻も及ばず、年内最後の試合で黒星を喫した。
お互い攻撃的なチーム同士の対戦。前半からスコアが激しく動く。均衡が崩れたのは開始からわずか2分。コーナーキックからドゥアルテがヘディングで合わせ、ホームのレバンテが先制する。
するとベティスも12分。こちらもコーナーキックの混戦からマンディが同点ゴールを奪取。
しかし喜びも束の間であった。22分にルイス・モラレスに追加点を許すとその2分後に再び彼にゴールを決められてしまう。
前半に3失点し、後半に巻き返したいベティスだったが、またもや55分にゴールを許し、スコアは1-4に。
59分、ペレグリーニ監督は怪我で戦列を離れていたスペイン代表カナレスを試合に投入。エースに沈みかかったチームの望みを託す。
すると68分に相手ロベール・ピエールがライネスの頬を叩き1発退場。人数が有利になったベティスは反撃の狼煙をあげる。
まずは78分、ベティスはハンドでPKを獲得。これをカナレスが冷静に沈めると、86分、左サイドのミランダからエリア内でボールを受け取ったカナレスが左足を一閃。相手に当たってコースが変わったシュートがゴールに吸い込まれ1点差に。
その後もベティスは攻め続けるもここでタイムアップ。年内最後の試合を黒星で終え、順位を10位に下げた。
[出場選手]
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、ミランダ、ギド・ロドリゲス(ポール・アコク 59')、グアルダード(ロドリ 65')、ルイバル、フェキル(カナレス 59')、テージョ(サナブリア 37')、フアンミ(ライネス 59')
レバンテ:アイトール・フェルナンデス、ロベール・ピエール、ラドジャ、ドゥアルテ、マルティ(セルヒオ・レオン 62')、ルイス・モラレス(ジョルジ 89')、マルサ(ゴンサロ・メレロ 71')、デ・フルートス(ソン 62')、クレルク、ミラモン、ダニ・ゴメス(コケ 72')
[ゴール]
1-0レバンテ:ドゥアルテ (2')
1-1ベティス:マンディ(12')
2-1 レバンテ:ルイス・モラレス(22')
3-1 レバンテ:ルイス・モラレス(24')
4-1 レバンテ:マルティ(55')
4-2 ベティス:カナレス(78')
4-3 ベティス:カナレス(86')
[退場]
レバンテ:ロベール・ピエール(68')