マッチレポート|序盤の2失点を挽回できず、黒星(0-2)
35歳ベテラン、ソルダードの2得点に沈む
ラ・リーガ第14節はアウェイでグラナダCFと対戦。カップ戦を合わせ、ここ3試合でわずか1失点のベティス。課題である守備の改善が期待されていたが、ゲーム序盤で2失点を許しスタートダッシュに失敗。そのままスコアを取り戻すことはできず3試合ぶりの黒星を喫した。
前半だけでイエローカード4枚と荒れた展開でスタートしたこの試合。ファールを恐れず果敢にプレスをかけるグラナダの勢いに流され、ベティスはリズムを乱される。
前半10分、エメルソンと小突き合っていたグラナダのルイス・スアレスに、ペナルティエリア内でボールをフリーで持たれてしまう。慌てて戻ったギド・ロドリゲスが彼の足を後ろから引っ掛けてしまい、PK。このチャンスを元スペイン代表ソルダードが逃すはずもなく、あっさりと先制点を奪う。
さらに20分、カウンターから再びソルダードにゴールを許してしまう。35歳のベテランフォワードに活躍の場を与えてしまったベティス、前半を2点ビハインドで折り返す。
後半、ペレグリーニ監督はルイバルとギド・ロドリゲスに代えてフアンミとテージョを投入。チームは前半より落ち着きを取り戻し、中盤をポゼッションで圧倒するが、シュートチャンスが増えたわけではなく、最後の局面で上手く噛み合わない。
膠着状態が続く中、さらに攻撃の2枚、ロレンとイグレシアスを追加。しかし過密日程の影響からか、時間が経過するに連れ運動量の低下から中盤が間延びし、ゴールは更に遠くなってしまう。
結局前半の失点を挽回することはできずに試合は0-2でタイムアップ。チームは3試合ぶりの黒星を喫した。
[出場選手]
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、バルトラ、ビクトル・ルイス、ミランダ、ギド・ロドリゲス(フアンミ 46')、W・カルバーリョ(マンディ 90+2')、ルイバル(テージョ 46')、ロドリ(ロレン 64')、フェキル、サナブリア(イグレシアス 64')
グラナダ:ルイ・シウバ、フルキエ、ゴナロン、ルイス・ミージャ(エテキ 79')、ヘルマン、ルイス・スアレス(モリーナ 79')、ソルダード(プエルタス 57')、マチス(ケネディ 61')、カルロス・ネバ、ヤンヘル・エレーナ、ドゥアルテ
[ゴール]
0-1 ソルダード (14')
0-2 ソルダード(20')