マッチレポート|ビルバオに4失点の完敗(4-0)

相手のセンタリングに対応できず、大量失点

 ラ・リーガ第10節。ベティスはアウェイでアスレティック・ビルバオと対戦。主力選手を怪我で欠き、攻撃陣はノーゴール。一方の守備ではセンタリングからの失点が相次ぎ4失点。前節バルセロナ戦に続く大量失点で試合を終えた。

 フェキルとカナレスといった主力を負傷で欠いたこの一戦。ペレグリーニ監督はBチーム出身のロドリをトップ下に抜擢した。

 前半9分、ゲームはいきなり動く。ビルバオの左サイトのセンタリングにビクトル・ルイスが無理な体勢で対応してしまい、オウンゴール。序盤から積極的にクロスを放っていたホームチームが功を奏した。12分にはそのビクトル・ルイスがフリーキックを頭で折り返し、ゴール前に詰めていたギド・ロドリゲスがネットを揺らすが、前者が僅かにオフサイドで同点にはならず。

 その後はポゼッションと共に落ち着きを取り戻すが、主力アタッカーを欠いたベティスは攻撃に厚みを増す事ができない。すると33分、再び左サイドのクロスから今度は右サイドバックのアンデル・カパにゴールを決められ2-0。守備の対策ができぬまま前半を終える。

  後半も単調な攻撃は変わらず59分、ビルバオの攻撃を牽引してきたムニアインにゴールを決められ3-0。窮地に追い込まれる。失点後にペレグリーニ監督が選手を同時に3人投入し、立て直しを図るも68分、またもや左サイドのクロスからゴールを奪われ万事休す。前節のバルセロナ戦に続く2連敗で順位を12位に留めている。

[出場選手]

ベティス:ブラボ、エメルソン、シドネイ、ビクトル・ルイス、アレックス・モレノ、ギド・ロドリゲス、W・カルバーリョ(ロレン 62')、ロドリ(ルイバル 84')、ホアキン(ライネス 70')、テージョ(イグレシアス 62')、サナブリア(グアルダード 62')

ビルバオ:ウナイ・シモン、ベルチチェ(バレンシアガ 88')、イニゴ・マルティネス、ジェライ、アンデル・カパ、 ベスガ、ベンセドル、イニャキ・ウィリアムス(ラウール・ガルシア 76')、ムニアイン(サンセト 70')、ベレンゲル(モルシージョ 71')、ビジャリブレ(レクエ 88')

[ゴール]

1-0 オウンゴール:ビクトル・ルイス(9')

2-0 アンデル・カパ(33')

3-0    ムニアイン(59')

4-0    ベレンゲル(68')