アラベスと引き分け(1-1)
エメルソンが後半に同点ゴールを決めた。
レアル・ベティス・バロンピエは5日、ラ・リーガ第19節でデポルティーボ・アラベスと対戦し敵地で1-1の引き分けにより勝ち点1を獲得した。前半にアレイクス・ビダルのゴールでアラベスが先制したが、後半にエメルソンがゴールを決めてベティスが追いついた。
エスタディオ・デ・メンディソローサで行われた2020年最初の試合に、ルビ監督は前節のスタメンを一人だけ変更(ロレンに代わってボルハ・イグレシアスが先発)して臨んだ。最初のチャンスは4分にそのボルハ・イグレシアスに訪れたが、シュートはゴール上に外れた。
すると14分、流れるようなパス交換を見せたホームのアラベスが先制する。アレイクス・ビダルがルーカス・ぺレスからのパスを受けてペナルティエリア内に侵入し右足を振り抜くと、アレックス・モレノの足に当たってコースの変わったシュートがゴールネットに突き刺さった。
アラベスは20分にもコーナーキックにニアサイドのホセルが頭で合わせるが、シュートは枠外に外れる。対するベティスは42分に相手の隙をついてフェキルがゴール前に迫るが、シュートはわずかにゴールの左。絶好のチャンスを活かせない。さらにフェキルがペナルティエリア内で倒されて獲得したPKもホアキンのキックが相手GKパチェコに防がれ、ベティスは1点ビハインドのままハーフタイムを迎えた。
後半も同点ゴールを狙うチームは47分に左サイドのカナレスのクロスを受けたフェキルがボレーシュート。54分のホアキンのシュートもパチェコにキャッチされるが、その1分後に待望の同点ゴールが生まれる。ショートコーナーからフェキルがゴール前にクロスを上げ、ヘディングで合わせたのはエメルソン。絶妙なコースを突いたシュートがゴールネットを揺らした。
その後もゴールを狙ったベティスだったが、78分にはフェダルがレッドカードを受けて10人での戦いを強いられてしまう。それでもホームチームにそれ以上の得点は許さず、勝ち点1を持ち帰ることに成功した。
デポルティーボ・アラベス:パチェコ、シモ・ナバーロ (マルティン 69')、ラグアルディア、エリー、ドゥアルテ、アレイクス・ビダル (ポンス 80')、マヌ・ガルシア、ワカソ (バーク 85')、リオハ、ルーカス・ぺレス、ホセル
レアル・ベティス・バロンピエ:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、バルトラ、フェダル、アレックス・モレノ、グアルダード、カナレス、ホアキン (ライネス 72')、フェキル (アレニャ 80')、ボルハ・イグレシアス (ロレン 82').
得点:
1-0. アレイクス・ビダル (14')
1-1. エメルソン (54')