Los jugadores celebran el gol de Canales.

マッチレポート | 劇的な逆転勝利 (2-1)

後半アディショナルタイムにカナレスが直接フリーキックを沈め、ベティスが劇的な逆転勝利を収めた。

セルヒオ・カナレスの直接フリーキックがゴールに吸い込まれると、4万6000人以上のファンが詰めかけたベニート・ビジャマリンが歓喜に包まれた。ベティスは23日に行われたラ・リーガ第14節でバレンシアを相手に劇的な形で2-1の勝利を飾り、代表ウィーク前のダービーの敗戦のショックを払しょくした。

ホームにバレンシアを迎えた一戦は、序盤から両チームがチャンスを伺うテンポの速いサッカーが展開された。ベティスがボール支配で上回り相手ゴールへ時間を掛けて迫る一方、バレンシアは主にカウンターを狙った。

22分には後方から攻撃参加したシドネイがペナルティエリア内で強烈なシュートを放ったが、相手GKシレッセンにセーブされた。対するバレンシアも数分後にベティス陣内でボールを奪い、ホセ・ガヤが僅かにゴール右に外れるミドルシュートを放つ。

そして32分、アウェイのバレンシアが均衡を破る。右サイドでボールを持ったフェラン・トーレスがドリブル突破でペナルティエリアに侵入し、ボールはゴール前のマキシ・ゴメスへ。ボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、ベティスは1点を追う展開を余儀なくされた。

ホームチームもすぐさま反撃に出る。左サイドでロングボールを受けたアレックス・モレノが一気にスピードに乗って前線へボールを運び、ゴール前へ低い弾道のクロス。走り込んだホアキンが右足でぴたりと合わせ、古巣バレンシアから同点ゴールを奪って見せた。

ホームの大観衆の後押しを受けて逆転を目指すベティスは1-1で迎えた後半もチャンスを作る。60分にはフェキル、その直後には左サイドを駆け上がったアレックス・モレノがそれぞれシュートを放つなど、積極的に相手ゴールを狙った。ボールをコントロールしながらもゴールを奪うには至らないベティスは、84分のフェキルのシュートもクロスバーを直撃、不運にもわずかにゴールラインを越えずあと一歩でチャンスを活かせない。逆に90分にはバレンシアのイ・ガンインにクロスバーに当たるシュートを放たれ、冷や汗をかいた。

同点のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ベティスは敵陣右サイドの深い位置でフリーキックを獲得する。キッカーのカナレスが左足を振り抜くと、シュートはゴール前の選手たちの頭上を越えてファーサイドのサイドネットに突き刺さった。終了間際の逆転ゴールにスタジアム全体で歓喜が爆発し、ベティスは最高の幕切れによって3試合ぶりの勝ち点3を手にした。


レアル・ベティス・バロンピエ:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、シドネイ (バラガン 76 ')、エドガル (ボルハ・イグレシアス 69')、アレックス・モレノ、グアルダード、カナレス、ホアキン、フェキル、ロレン (ペドラサ 81 ').

バレンシアCF:シレッセン、コスタ、マンガラ、パウリスタ、ガヤ、ヴァス、パレホ、フェラン・トーレス (イ・ガンイン 86 ')、バジェホ (ガメイロ 64')、ロドリゴ (ソレール 74 ')、マキシ・ゴメス

得点:0-1 マキシ・ゴメス (32 ')
            1-1 ホアキン (36 ')
            2-1 カナレス (93 ')