マッチレポート | 精神力とクオリティで逆転勝利 (3-1)

ロレンの2得点とボルハ・イグレシアスの初ゴールで勝利を収めた。

レアル・ベティスは24日、本拠ベニート・ビジャマリンでラ・リーガ第6節のレバンテUD戦を迎え、序盤に失点しながらも3得点を奪い逆転勝利を収めた。今季好調のロレンが2ゴールを挙げたほか、ボルハ・イグレシアスには移籍後初ゴールが生まれている。

前節から中3日となったこの試合、先手を奪ったのはアウェイのレバンテUDだった。キックオフから6分後、左サイドを駆け上がったエルナニにロングパスが渡り、スピードに乗ったアタッカーの左足のシュートが均衡を破った。ベティスは相手チームの素早い攻撃によって、出鼻をくじかれることとなった。

その後チャンスを作りながらもなかなか同点に追いつくことができなかったベティスだが、辛抱強い戦いはハーフタイム直前に報われることになる。前半アディショナルタイム、右サイドからのホアキンのクロスにゴール前でフリーになったロレンが頭で合わせる。シュートはポストに弾かれたが、そのリバウンドを今度は右足で叩き今季4点目のゴールを決めた。

同点ゴールで勢いに乗ったチームはハーフタイム後の48分、相手GKのフィードをカットして一気に速攻を仕掛け、ホアキンがゴール前へクロスを入れる。グラウンダーのボールにファーサイドから走り込んだのは、再びロレン。同点ゴールと同じ2人の活躍で、ベティスが逆転に成功した。

さらに67分、カナレスがペナルティエリア内に走り込んだホアキンにヒールパスでボールを渡すと、折り返しを待ち構えたボルハ・イグレシアスがきっちりフィニッシュし3点目。ボルハ・イグレシアスにとってはこれが今夏のベティス加入後初ゴールとなった。

序盤に失点しながらも、メンタルの強さと攻撃のクオリティを見せつけたベティスは3-1の逆転勝利を収め、ベニート・ビジャマリンに詰めかけた観衆に今季2勝目をプレゼントした。これで今季通算成績は2勝2分2敗となり、勝ち点は8まで伸びている。

 

レアル・ベティス・バロンピエ:ジョエル・ロブレス、バラガン、マンディ、バルトラ、アレックス・モレノ、ウィリアム・カルヴァーリョ、グアルダード、カナレス、ホアキン (テージョ 78 ')、ロレン (ライネス 71')。ボルハ・イグレシアス (ラウール 87 ')

レバンテUD:アイトール、コケ、ポスティゴ、ドゥアルテ、トニヨ、、ヴクチェヴィッチ (メレロ 46 ')、カンパーニャ、エルナニ (ロジェール 71')、モラレス、セルヒオ・レオン (マジョラル 63 ')

得点:0-1. エルナニ (6').
          1-1. ロレン (45').
          2-1. ロレン (48').
          3-1. ボルハ・イグレシアス (67').