マッチレポート | エル・サダールでスコアレスドロー (0-0)

CAオサスナとのラ・リーガ第5節は引き分けに終わった。

レアル・ベティスは20日、ラ・リーガ第5節オサスナ戦に0-0で引き分け勝ち点1を獲得した。

敵地で今季無敗のオサスナに挑んだ試合の最初のチャンスは7分。ベティスは敵陣でフリーキックを得ると、キッカーのカナレスがクロスを送るかと思いきや、鋭い動き出しを見せたフェキルが意外性のあるパスを受け、ペナルティエリア内からシュート。相手GKに阻まれたが、惜しいチャンスだった。

対するオサスナもベティスのミスを突き右サイドのクロスから好機を作り出すが、ジョエル・ロブレスが好セーブでゴールを許さない。19分にもペドラサがパスを奪われシュートを放たれるが、枠を外れて事なきを得た。

一進一退の展開の中、32分にはオサスナがフリーキックのサインプレーを見せ、最後はダビド・ガルシアがボレー。うまくヒットしなかったシュートはジョエル・ロブレスがしっかりとキャッチした。

42分、ベティスのフリーキックがカットされるとオサスナが一気にカウンターアタックを仕掛ける。ベティスは戻りが間に合わず数的不利の状況を作られるが、この場面もジョエル・ロブレスがシュートをファインセーブ。守護神の活躍で失点を免れた。

ベティスは前半終了間際に左サイドを駆け上がったペドラサが切れ込んでゴールを狙うが、シュートはセーブされる。直後のフアンミのヘディングもゴール左に外れ、結局ハーフタイム前に得点は生まれなかった。

後半はホームのオサスナがペースを握る。ベティスは52分にはチミー・アビラにクロスバーを直撃するシュートを浴びるが、幸運にも助けられ無失点を継続した。

その後もオサスナが優位に立つ中、ベティスは粘り強いディフェンスで対応。苦しい時間を耐えてチャンスをうかがった。77分にはカナレスが単独突破から左足でシュートを放ったが、ゴール右に外れた。

79分には19歳のイスマエルがグアルダードとの交代でピッチにたち、ラ・リーガデビューを果たした。

 両チームともにチャンスは作りながらも、結局タイムアップまでゴールは生まれず。スコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合った。この結果、ベティスの今季成績は1勝2分2敗の勝ち点5となっている。