マッチレポート | 数的不利ながらヘタフェと引き分け(1-1)

前半の失点後に退場者を出しながらも、73分のホアキンのゴールで追いつき勝ち点1を獲得した。

レアル・ベティスは15日、ラ・リーガ第4戦のヘタフェ戦に1-1で引き分けた。前半の内に失点とレッドカードに見舞われる苦しい展開となる中、ホアキンの同点ゴールによって勝ち点1を獲得している。

代表ウィーク前の前節で今季初勝利を飾りホームで2連勝を目指したベティスだったが、試合は思い通りの展開とはならなかった。右サイドからのクロスに反応したククレジャを倒したバラガンがファウルを取られ、PKを与えてしまう。これをハイメ・マタに決められ、15分にヘタフェに先制を許した。

さらにその10分後、ウィリアム・カルヴァーリョが相手の決定機を阻止したとしてレッドカードを受ける。1点ビハインドのベティスは、試合の3分の2以上を10人で戦うことを余儀なくされた。

前半アディショナルタイムにはペナルティエリア内でボールをキープしたモリーナにシュートを放たれたが、ジョエル・ロブレスがセーブして事なきを得た。

ルビ監督はハーフタイムにカプトゥムに代えてロレンを投入。なんとか反撃の糸口を掴もうとするベティスは58分に左サイドからボールを持ちこんだペドラサがゴールを狙う。しかしシュートは枠外に外れた。

それでも71分、ベティスに大きなチャンスが訪れる。フェキルがペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得。キッカーのホアキンはゴールキーパーの動きを読んで冷静にシュートを流し込み、1人少ないベティスが同点に追いついた。

87分にはヘタフェに再びネットを揺らされたが、VAR判定の結果オフサイドでノーゴールに。後半アディショナルタイムにはロレンも退場処分を受け9人となったが、難しい状況でもしぶとく戦い続けたベティスはホームで引き分け、今季の勝ち点を4に伸ばした。

レアル・ベティス・バロンピエ:ジョエル・ロブレス;バラガン、マンディ、シドネイ、ペドラサ (アレックス・モレノ 83');ウィリアム、カプトゥム (ロレン 46')、フェキル、カナレス、ホアキン (ハビ・ガルシア 87');ボルハ・イグレシアス

ヘタフェCF:ダビド・ソリア;ダミアン、ジェネ、カブレラ、ニョム;ジェイソン (ティモール 69')、マクシモヴィッチ (エンリク・ガジェゴ 85')、アランバリ、ククレジャ;モリーナ (アンヘル 60')、マタ

ゴール:0-1 (15'): マタ、1-1 (73'): ホアキン

退場:ウィリアム (25')、ロレン (93').