Pedraza, en un momento del choque.

マッチレポート | 開幕戦は惜敗 (1-2)

序盤のジョエル・ロブレス退場が響き、勝ち点を獲得できなかった。

レアル・ベティスは18日、本拠ベニート・ビジャマリンで2019/20シーズンのラ・リーガ開幕戦を迎えた。満員のスタジアムにレアル・バジャドリードを迎えたこの一戦、スタメンには今夏加入したフェキル、ボルハ・イグレシアスも名を連ねた。

好スタートを切りたいベティスだったが、8分に早くも窮地に立たされる。バジャドリードのカウンターを受けると、飛び出したジョエル・ロブレスがペナルティエリアのすぐ外で相手選手を倒してしまう。ベティスの守護神にはレッドカードが提示され、ベティスは残り時間を10人で戦うことを余儀なくされた。

この退場によりホアキンがベンチに下がり、ダニ・マルティンが投入された。数的不利に立ちながらも、ベティスは互角の戦いを展開。26分にはカウンターからテージョがドリブルを仕掛けゴール前に突進したが、右足で放ったシュートは惜しくも相手ゴールキーパーにセーブされた。

その後もフェキルが直接フリーキックを狙うなど、チャンスを作りながらも前半はスコアレスのまま終了した。

後半に入っても両チームにビッグチャンスは少なく、ベティスはカウンターに活路を見出そうと試みる。
しかし63分、バジャドリードのセルジ・グアルディオラが巧みなターンから強烈なシュートをゴール隅に突き刺し、数的優位のアウェイチームが先制点を掴んだ。

苦しい状況に置かれたベティスだが、その5分後にエメルソンからの縦パスをウィリアムがうまくスルーし、最後は途中出場のロレンが冷静なフィニッシュでゴールネットを揺らす。ホームの大声援を受け、同点に追いついた。

苦しい状況を乗り越えて勝ち点獲得に近づいた88分、バジャドリードのオスカル・プラーノが左サイドからのクロスを受け、振り向きざまのボレーシュートを流し込んで勝ち越しゴール。ベティスは最後まで諦めずに反撃を試みたが再び追いつくことはできず、惜しくも1-2で開幕戦を落とした。