ラ・リーガ第2節、初戦を引き分けたベティスは初のホーム戦でカディスを迎え入れる。同じアンダルシア同士の対決となった。

試合は7分、デュエルに勝ったカディスのロサーノがGKと1対1へ。前に出た守護神のルイ・シルヴァが相手をたまらず倒してしまいPKの判決となった。

ネグレドが右下に蹴ったこのPKをルイ・シルヴァがキャッチ。素晴らしい読みでベティスのピンチを防いだ。しかし、キッカーがボールを蹴る前にルイ・シルヴァがゴールラインを越えていたことが判明。PKはやり直しとなり、カディスのネグレドが今度は成功させ0-1に。

22分、ベティスのピンチを防いだのは再びこの男だった。フェキルが蹴った右コーナーキックに頭で合わせたのはフアンミ。開幕戦のオウンゴール誘発に次ぐ同点弾で、チームを黒星の危機から救う。

得点後はカディスのアラコン、ベティスのフェキルがお互いシュートをポストに当てる場面もあったが、前半を1-1で折り返す。

後半開始早々、ドリブルで強引に突破したフェキルがペナルティエリア内からシュート。弾いたボールをカナレスが押し込んだがシュートはバーの上。勝ち越し弾とはならなかった。

1-1の状況が続くベティスはホアキンやテージョ、ロレンといったお馴染みの顔ぶれを次々と投入するが、スコアは前半のまま動かずタイムアップ。ベティスは開幕から2試合連続で引き分けとなった。

ちなみにベティスは昨季から続くリーグ戦無敗記録は13試合。最後に敗れたのはライバルのセビージャである。

[出場選手]

ベティス：ベティス：ルイ・シルヴァ、モントーヤ(ホアキン 69)、エドガル、ビクトル・ルイス、ミランダ、グアルダード(テージョ 82)、カナレス、フアンミ(ロレン 87)、ロドリ(ルイバル 69)、N・フェキル、イグレシアス(W・カルバーリョ 69)

カディス：レデスマ、ファリ、ハロヤン、アカポ、エスピノ、イェンセン(アレックス 46)、アラルコン(M・カルデロン 88)、サルビ、ペレア(イサク・バレンシア 69)、ロサーノ(アルバロ・ヒメネス 76)、ネグレド(オスマジッチ 69)

[ゴール]

0-1 カディス：ネグレド 11分 (PK)

1-1 ベティス：フアンミ 22分