マッチレポート|終了間際の失点でバルセロナ相手に2-1で敗戦

CL圏が遠のく痛い敗戦に

ラ・リーガ第35節。リーグ戦3試合連続無得点と失速気味の5位ベティスは、ホームで2位バルセロナと対戦。2-1で敗れる。

試合はバルセロナがボール保持からペースを握る展開で始まる。先に決定機を迎えたのもバルセロナ。19分、コーナーキックをアラウーホがフリーで合わせるも、途中出場のベティスのGKルイ・シルバが鋭い反応でストップ。

一方ベティスも28分に決定機を迎える。ペナルティーエリア内でためを作ったフアンミの落としをグアルダードがダイレクトで合わせるも、これは惜しくもポストに嫌われる。さらにこぼれ球に反応したカナレスがエリア外からミドルシュートを放つも、バルセロナのGKネトに阻まれる。

その後もバルセロナがボールを握り、ベティスはカウンターのチャンスを狙う構図でゲームが進む。しかし両者ゴールを割ることが出来ず、0-0のまま前半終了の笛を迎える。

後半はベティスのペースで試合が進む。縦に早い攻撃を展開し、61分、63分、67分といずれもフアンミに決定的なチャンスが訪れるも、バルセロナはGKネトを中心とした守備陣が体を張って守り切る。

すると徐々にバルセロナが前半のペースを取り戻し、ボール支配からチャンスを作り出す。71分、72分と連続してオーバメヤンとフェラン・トーレスにチャンスが訪れるも、これは決定力を欠き決めることが出来ない。

試合が動いたのは76分。途中出場で入ったファティがエリア内から放ったシュートがDFにあたりゴールに吸い込まれ、バルセロナが試合の均衡を破る先制点を決める。

しかし直後の78分。ベティスはフリーキックからバルトラが頭で合わせゴール。すぐさま同点に追いつくことに成功する。

そしてそのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム3分、ダニ・アウベスのクロスにジョルディ・アルバが見事なボレーで合わせて決勝弾を決める。直後に試合終了の笛が響き、2-1でバルセロナが勝利した。

ベティスはこれでリーグ戦4戦勝ちなしとなり、CL圏が遠のく痛い敗戦となった。