マッチレポート | ルイバルの今季2点目も、バジャドリードとドロー決着(1-1)

71分に途中出場のホアキンは、クラブ歴代記録に並ぶ460試合出場を達成

 ラ・リーガ第34節、ベティスはアウェイでアレアル・バジャドリードと対戦。ペレグリーニ監督は、出場停止明けのフェキルやベテランのグアルダード等をチョイスし試合に挑んだ。

 試合は開始10分、自陣右サイドを突破されセンターリングからバジャドリードのヴァイスマンにネットを揺らされる。ゴールを許したように見えたが、前の局面でバジャドリードの選手が靴1つ分オフサイドラインを越えていたことがVARで判明し、得点は取り消し。ベティスは一命を取り留めた。

 前半終盤にはグアルダードのロングボールを起点にイグレシアスがネットを揺らすも、こちらもセンターリングを上げたミランダがオフサイドでゴールはならず。両チーム無得点のまま前半を折り返す。

 インテンシティの高い相手の中盤の守備に手を焼いていた前半だったが、スコアが動いたのは後半開始から4分。自陣でボールを奪ったベティスがカウンターを開始すると、左サイドでフリーでボールを受けたミランダがニアサイドにクロス。スライディングで合わせたルイバルが今季2点目となるゴールで、アウェイのベティスに先制点をもたらす。

 ベティスはその後も効果的にカウンターを仕掛け、何度もバジャドリードのゴールを脅かす。しかし中々ゴールを決められないでいると68分、バジャドリードのヴァイスマンに同点弾を許してしまう。

 71分には途中出場のホアキンがチーム歴代記録に並ぶ460試合出場を達成。終了の笛まで勝利を目指したチームだったが、試合はこのままタイムアップ。ベティスはこれで6試合連続引き分け。チャンスも多かっただけに悔いの残る結果となった。

[出場選手]
ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、ミランダ、ギド・ロドリゲス、カナレス、グアルダード(ホアキン 71)、ルイバル(テージョ 79)、N・フェキル、イグレシアス(ロレン 84)

バジャドリード:ロベルト・ヒメネス、ヤミク、ホアキン・フェルナンデス(ジョアン・フィリペ54)、J・サンチェス(キコ・オリバス 54)、ロケ・メサ、ミチェル(エメテリオ 54)、ルイス・ペレス(ヤンコ 54)、オラサ、オレジャーナ(マルコス・アンドレ 71)、プラノ、ヴァイスマン

[ゴール]
1-0 ベティス:ルイバル(49)
1-1 バジャドリード:ヴァイスマン(68)