ベティスがレアル・ソシエダをホームで圧倒!(3-0)

試合序盤、両チームとも慎重な立ち上がりを見せたが、次第にベティスがリズムを掴む。ペジェグリーニ監督のチームは、イスコやロ・チェルソを中心に攻撃を組み立てるも、レアル・ソシエダの守備も堅かった。しかし、前半19分にズベルディアが退場となり、試合の流れが大きく変わる。

前半のうちにベティスはPKを獲得するが、ロ・チェルソのシュートはレミロの好セーブに阻まれる。ベティスは数的優位を活かし、再三の攻撃を仕掛けたものの、ソシエダも粘り強く対応。前半は0-0のまま終了する。

後半開始早々、ペジェグリーニ監督はロ・チェルソに代えてマルク・ロカを投入。この采配が的中し、ベティスはさらに攻撃に厚みを加える。すると後半49分、セットプレーの流れからバルトラがヘディングで狙い、こぼれ球をアントニーが左足で押し込み先制。

その後もベティスは攻め続け、マルク・ロカが違いを見せる。64分にヘスス・ロドリゲスのクロスに合わせてゴールを決めると、69分にはアントニーのパスを受け、左足から強烈なミドルシュートを放ち3-0とした。

この勝利でベティスはラ・リーガで8位に浮上し、欧州カップ戦出場権まであと2ポイントに迫った。ペジェグリーニ監督の下でチームは勢いを増しており、特にヘスス・ロドリゲスやアントニーといった若手の活躍がチームを後押ししている。次節のヘタフェ戦でも、この勢いを維持できるか注目が集まる。