マッチレポート|2点差をひっくり返しエルチェに逆転勝利!

ラ・リーガ第22節。前節ホームでバジャドリーに勝利したベティスは今節、アウェイで最下位に沈むエルチェと対戦。前半の2点差をひっくり返し、3-2で勝利した。良いスタートを切ったのは、残留に向けて負けられないホームチームのエルチェ。開始早々の6分にベティスのDFアブネルのファールでPKを得ると、これをフィデルが決めて先制。さらに直後の8分にはDF陣の連携ミスを突かれルーカス・ボジェに追加点を決められた。最下位チーム相手に開始10分間で2点を許すのは、引いた相手を苦手としているベティスにとっては最悪の展開。残りの前半はほとんどベティスのペースで進んだが、ゴールは生まれずに試合を折り返す。後半、ペレグリーニ監督は流れを変えようとホアキン、ミランダ、ボルハ・イグレシアスの3人を一気に投入。後にこの交代策が見事に的中することになる。55分にエルチェのDFがDOGSO判定を受け退場。ここからベティスの勢いが増す。64分にアジョセが獲得したPKをボルハ・イグレシアスが決めて1点を返すと、直後の68分にはミランダのクロスが直接ゴールに吸い込まれ一気に同点に。88分に獲得したPKはボルハが外したものの、96分にハンドの判定で得たPKをウィリアン・ジョゼが決めてついに逆転。2点差を見事にひっくり返し、アウェイの地でエルチェ相手に勝ち点3を獲得した。ベティスは次節、ホームにレアル・マドリーを迎える。