マッチレポート|リーグ王者レアル・マドリードとの最終節は、スコアレスドローで終了

ラ・リーガ最終節。2連勝と好調の5位ベティスは、敵地で既にリーグ優勝を決めているレアル・マドリードと対戦。0-0の引き分けで勝ち点1を手にする。
試合前にはラ・リーガ王者のレアル・マドリードとコパ・デル・レイ王者のベティスが互いに花道を作り合い、両チームの優勝に敬意を払う美しい光景が見られた。
前半は、ベティスがボール保持からスペースを活用して多くのチャンスを作り出す。15分、左サイドで深さをとったカナレスのクロスにファーで待っていたフアンミが頭で合わせるも、シュートは枠の上に。
19分には、レアル・マドリード陣内での素早いボール奪取からウィリアン・ジョゼが右足でミドルシュートを放つも、ボールは惜しくも枠の左に行ってしまう。
さらに42分には、自陣からの長いスルーパスを受けたフアンミがゴールを狙うも、全速力で戻ったレアル・マドリードのDFミリトンが素晴らしいカバーを見せてゴールを許さない。
44分にはレアル・マドリードがチャンスを迎える。中盤からボールを運んだカゼミーロが自らシュートを放つも、ボールは惜しくも枠の右に外れる。試合はスコアレスのまま折り返す。
来週末にCL決勝を控えるレアル・マドリードは、後半開始からカゼミーロとトニ・クロースに代え、カマヴィンガとバルベルデを投入。
後半は、選手を入れ替えたレアル・マドリードがボール保持からペースを握る展開で始まる。50分、右サイドを抜け出したカルバハルのクロスを中央で待っていたベンゼマが合わせるも、ボールはベティスのGKルイ・シルバの正面に飛んでしまう。さらにこぼれ球にロドリゴが合わせるも、これは枠の左に。
さらに52分と57分にベンゼマ、58分に途中出場のカマヴィンガがそれぞれミドルシュートでゴールを狙うも、ゴールを割ることは出来ない。
83分にはサイドを抜け出したヴィニシウスのクロスを受けたベンゼマがペナルティーエリア内からゴールを狙うも、枠に飛ばすことが出来ない。
86分にはベティスがチャンスを迎える。自陣でのボール奪取から素早いカウンターを見せ、テージョのクロスを受けたB・イグレシアスの折り返しを最後は途中出場のホアキンが合わせるも、ボールの芯を捉えることが出来ず枠の上に飛んでしまう。
両者とも前後半を通じて10本以上のシュートを放つも、最後までゴールを割ることが出来ず、試合は0-0のまま終了。ベティスは勝ち点1を積み上げ、5位でのフィニッシュを確定させた。