マッチレポート|CL圏獲得の望みは消えるも、ホームラストゲームを勝利で飾る
ラ・リーガ第37節。CL圏内を目指す5位ベティスは、ホームで16位グラナダと対戦。フアンミのドブレーテで2-0の勝利。
試合は早々に動く。前半12分、中央で縦パスを受けたカナレスがフアンミにスルーパス。GKとの1対1の状況となったフアンミは技アリのループシュートでゴールを決め、ベティスは開始早々に先制に成功。
残留に向け勝ち点が欲しいグラナダも積極的に反撃に出る。18分、左サイドを個人技で突破したルイス・スアレスがシュートを放つも、これは右ポストを叩く。
27分には再びルイス・スアレスがクロスを頭で合わせるも、これはベティスのGKルイ・シルバの正面に飛んでしまう。
さらに40分にはクロスからホルヘ・モリーナ、41分にはコーナーキックからルイス・スアレスがシュートチャンスを迎えるも、GKルイ・シルバが安定したセーブを見せゴールを割らせない。試合はそのままベティスの1点リードで折り返す。
後半は、再びベティスがボールを支配する形で始まる。74分にはカウンターからホアキンが中央に絶妙なクロスを送るを送るも、全速力で自陣に戻ったグラナダのMFペトロビッチがギリギリでクリア。
決死のクリアで追加点を許さなかったグラナダは、何度かカウンターでチャンスを作り出す。80分、左サイドを抜け出したルイス・スアレスが再びGKとの1対1の状況でシュートを放つも、これはGkルイ・シルバが上手く距離を詰めてセーブ。さらにこぼれ球を拾ったアレソがエリア内でフリーでシュートを放つも、ベティスのDFペッセッラが体を張ったゴールカバーを見せゴールを許さない。
試合終了間際にはベティスに追加点が生まれる。ロドリからのスルーパスを受けたフアンミがGKとの1対1を冷静にゴールに流し込む。一度はオフサイド判定となるも、VARの介入によってゴールは認められる。今シーズン好調のフアンミは自身のゴール数を16に伸ばした。
試合はそのまま2-0で終了。4位のセビージャが引き分けたため最終節を残してCL圏獲得の可能性は消滅したものの、ベティスは最後のホームゲームを勝利で飾り、良い形でホームのファンに別れを告げた。