マッチレポート|テージョが天国の父に捧げる同点弾。アトレティコとドロー決着 (1-1)
首位アトレティコ・マドリードに挑んだホームのベティス。エースのイグレシアスを怪我で欠く中、ペレグリーニ監督はホアキンをワントップに抜擢。また長期で離脱していたバルトラがセンターバックで先発復帰した。
試合はいきなり動く。前半5分、ペナルティエリアに進入した相手に対しマンディがスライディングで阻止。しかしこぼれ球をカラスコに拾われてしまい、アウェイのアトレティコが先制する。
それでも20分、左サイドを突破したアレックス・モレノのセンタリングにテージョが右足で合わせ、ベティスが同点に追いつく。テージョは天を指さすゴールパフォーマンスで、3月に亡くなった父にゴールを捧げた。
首位を相手に前半を1-1で折り返したベティスは、後半も引き続き高いプレー強度を維持する。両チーム共にディフェンスで高い集中力を保ち、全体的にシュート数が少ないゲームが展開された。
途中出場のライネスが交代直後にシュートを放つ場面もあったが、相手守護神オブラクの好セーブによって防がれている。
終了間際には失点のピンチもあったが、ブラボの再三のファインセーブで失点を阻止したベティス。1-1で引き分け、首位のアトレティコ・マドリードから勝ち点1を手に入れた。
次節は4月19日深夜1:30。ホームでバレンシアと対戦する。
[出場選手]
ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、バルトラ、アレックス・モレノ、ギド・ロドリゲス(W・カルバーリョ 90)、カナレス、フェキル、ルイバル(ライネス 75)、テージョ、ホアキン(フアンミ 63)
アトレティコ:オブラク、サビッチ、ホセ・ヒメネス、トリッピアー(ヴルサリコ 78)、エルモソ(レナン・ロディ 63)、エクトル・エレーラ(ビトーロ 64)、コケ、サウール、カラスコ、ジョアン・フェリックス(ルーカス・トレイラ 48)、コレア
[ゴール]
0-1 アトレティコ:カラスコ (5')
1-1 ベティス:テージョ(20')