マッチレポート | 岡崎所属のウエスカに勝利(2-0)
ラ・リーガ第18節、ベティスはアウェイで岡崎所属のSDウエスカと対戦。数的不利の状況に耐え、昇格チーム相手に2021年の初勝利を獲得した。 寒波の中行われた最下位レバンテの試合。ペレグリーニ監督は、これまで全試合で先発出場のギド・ロドリゲスが出場停止となっているため、ポール・アコクを代役に抜擢した。 アウェイのベティスは18分、カナレスのフリーキックが相手の壁に当たる。これがハンドであるとされ、一度はPKの判決が下されるもVARにより取り消される。 一方で守備は相手の枠内シュートを1本のみに抑え、安定した試合運びを展開した。 スコアレスで迎えた後半、乱れたディフェンスラインの隙を突かれ、相手のスルーパスからGKとの1対1のピンチを迎えるもシュートは枠の上。その後も我慢の時間が続くが、枠内のシュートは許さない。 耐えたベティスは78分、フェキルのコーナーキックは一度弾かれるも、エメルソンが再度右サイドからクロスを上げ、ニアサイドのマンディがヘディングシュート。アルジェリア代表センターバックの今季3点目で、ベティスが先制に成功する。 フェキルとフアンミが立て続けに決定機を逃した直後の80分、ベティスに最大のピンチ。ポール・アコクが中盤で途中出場の岡崎を倒してしまい、本日2度目の警告で退場。残り時間を10人で戦う事となる。 それでもアディショナルタイム3分、カウンターで右サイドからのフェキルのクロスに頭で合わせたのはサナブリア。途中出場のパラグアイ代表が試合を決定づけるゴールを決める。 最後まで気を抜かなかったベティス、2-0の完封勝利で2021年の初勝利を挙げた。[出場選手]ベティス:ブラボ、エメルソン、マンディ、ビクトル・ルイス、ミランダ、ポール・アコク、カナレス(シドネイ 83')、ルイバル(ロドリ 79')、フェキル、ライネス(フアンミ 79')、ロレン(サナブリア 69')ウエスカ:アンドレス・フェルナンデス、ペドロ・ロペス(ボルハ・ガルシア 52')、インスーア、シオバス、ハビ・ガラン、フェレイロ(ホルヘ・ペリード 52')、モスケラ(岡崎 79')、ミケル・リコ(ハイメ・セオアネ 72')、ラファ・ミル、サンドロ・ラミレス(セルヒオ・ゴメス 72')[ゴール]0-1 ベティス:マンディ(78')0-2 ベティス:サナブリア(90+3')[退場]ベティス:ポール・アコク(82')