マッチレポート|レアル・マドリード相手に敗戦(2-3)
試合直前の負傷でGKクラウディオ・ブラボが怪我で欠場となったベティス。今シーズンは守備重視のスタイルが印象的なベティスだが、今節は昨季王者を相手にオープンな試合が展開された。
アウェイのレアル・マドリードは前半2分、F・メンディのアーリークロスからからベンゼマがネットを揺らすもオフサイド。対するホームのベティスもカナレスのクロスから、この試合大抜擢されたサナブリアのヘディングシュート。至近距離の枠内シュートはクルトワのスーパーセーブによって阻まれた。
前半13分、右サイドでモレノとのマッチアップを制したベンゼマが中に折り返すと、合わせたのはバルベルデ。今シーズン初の失点を許す。先制を許したベティスだが、その後はマドリード相手に一歩も引かない戦いを見せる。
すると34分、ショートコーナーのスタートから、カナレスのクロスに合わせたのはマンディ。同点に追いついたベティスは3分後の前半37分、敵陣でクロースのパスをインターセプトしたホアキンを起点にショートカウンター。左サイドのフェキルの折り返しを貰ったW・カルバーリョの強烈な左足が、ゴールのニアサイドを打ち抜いた。立て続けのゴールで前半のうちで逆転に成功する。
後半もエキサイトな展開に。48分にエメルソンのオウンゴールで追いつかれると、67分そのエメルソンが、抜け出したヨヴィッチに接触して倒してしまい退場。残り時間を守備に徹することになる。しかし80分、VARによりバルトラの守備がハンドという判決をとられてしまいPKに。チャンスをセルヒオ・ラモスがしっかりと決め、マドリードが2-3と逆転に成功する。このゴールが決勝点となりベティスは今季初黒星。優勢であっただけに悔しい敗戦となった。
[出場選手]
ベティス:ジョエル・ロブレス、エメルソン、マンディ、バルトラ、アレックス・モレノ、W・カルバーリョ、ギド・ロドリゲス、ホアキン(テージョ63')、フェキル(ロレン73')、カナレス、サナブリア(モントーヤ69')
レアル・マドリード:クルトワ、カルバハル、セルヒオ・ラモス、ヴァラン、クロース(モドリッチ45+1')、ベンゼマ、カゼミロ、ヨヴィッチ(マジョラル72')、ウーデゴール(イスコ46')、バルベルデ、F・メンディ
[ゴール]
0-1 バルベルデ(13')
1-1 マンディ(34')
2-1 W・カルバーリョ(37')
2-2 エメルソン、オウンゴール(48')
2-3 セルヒオ・ラモス、PK(82')
[レッドカード]
エメルソン(67')