マッチレポート|ペレグリーニ監督、初戦を勝利で飾る(1-0)
新型コロナウイルス陽性反応者がチームから出たレアル・ベティス。トレーニングメニューも大きく変更され、これまでのプレシーズンとは異なる生活を強いられた中迎えたフレンドリーマッチ初戦。ペレグリーニ体制初陣の相手は19-20シーズンのラ・リーガ2部で2位という成績を残し、15年ぶりの昇格を決めたカディスCF。
新体制ベティスは昨季同様、ポゼッションサッカーを展開。ゴールの機会が少ない中、前半終盤にシドネイのロングフィードに抜け出したホアキンにチャンスが訪れる。浮き球を上手く収めたキャプテンに対し、果敢に飛び出すGK。ホアキンのシュートは惜しくも阻まれた。
スコアレスで迎えた後半、途中出場のライネスのドリブル突破、カナレスのミドルシュート等、試合は前半よりオープンな展開に。モレノやイグレシアスもシュートチャンスを迎えるが枠を捉えることができず、時間が過ぎてゆく。
このまま引き分けに終わると思われた87分。左サイドで獲得したFKをライネスがセンターへ。カーブがかかったクロスに合わせたフアンミがペレグリーニ体制第1号のゴールを決める。終了間際の得点により、フレンドリーマッチ初戦を白星で飾った。
得点: フアンミ(ベティス 87')