マッチレポート | メスタージャで敗れる (2-1)
レアル・ベティス・バロンピエは29日、バレンシアとのラ・リーガ第26節に2-1で敗れた。後半にガメイロとパレホにゴールを許し、後半アディショナルタイムにロレンが1点を返したが同点に追いつくことはできなかった。
前節はマジョルカと引き分けリーグ戦で5試合勝ち星から見放されているベティスは一部メンバーを入れ替え、シドネイ、エドガル、ボルハ・イグレシアスが先発。敵地メスタージャに乗り込み勝利を目指した。
まずは10分にペナルティエリア内で相手のパスをカットしたフェキルが勝負を仕掛けるが、シュートはディフェンダーがブロック。バレンシアも17分に後方からのロングボールを受けた左サイドのカルロス・ソレールが、距離のある位置から意外性のあるダイレクトボレーでゴールを狙う。ジョエル・ロブレスの伸ばした腕の先を越えたボールはクロスバーに嫌われ、ベティスは失点を免れた。
その直後にはホアキンのフリーキックとコーナーキックが立て続けにバレンシアゴールを強襲。ハーフタイム前のソレールのシュートもジョエル・ロブレスがキャッチし、両チームともにチャンスを作りながらも前半の45分は無得点で終了した。
ハーフタイム後の47分、左サイドのホアキンがドリブルでボールを運んでカナレスにボールを繋ぎ、最後はフェキルが左足でシュートを放つがクロスバーに弾かれ惜しくもゴールネットを揺らすことはできない。
すると60分、バレンシアのガメイロがペナルティエリアのすぐ外でボールを受け、右足で狙いすましたシュート。カーブを描いたボールは鮮やかにゴールネットに飛び込み、バレンシアが先制点を奪った。ガメイロは65分にも自らボールを持ちこみシュートを放ったが、ここはジョエル・ロブレスがしっかりとセーブした。
まずは同点に追いつきたいベティスは、72分にホアキンとエドガルに代えてアレニャとテージョを投入。自陣で堅固なブロックを形成するバレンシア守備陣の攻略を試みる。しかしゴールが遠く、セットプレーのチャンスも活かすことができない。逆にカウンターなどからピンチを招き、88分にはパレホにペナルティエリア内での右足のシュートで追加点を許した。
後半アディショナルタイムにはペナルティエリア内で強さを見せたロレンがボレーシュートを叩き込んで再び1点差としたが、同点に追いつくための時間はなく2-1で試合終了のホイッスルを迎えた。