マッチレポート|バレンシアに1-1の引き分け

ホアキン引退

ラ・リーガ最終節、前節ジローナに逆転勝利を収めたベティスはこの日、ホームでバレンシアとの対戦となった。

 

この試合が最後となるホアキンをスタメンに置いたベティスは、前半開始すぐに得点を決め試合の主導権を握った。裏へと抜け出したアジョセがキーパーとの1対1落ち着いて決めた。前半の途中からは両チームともが攻撃を仕掛ける互角の時間帯が続いた。ベティスが1点のリード保ったまま前半を折り返した。

 

後半開始前には、今シーズン限りでの引退になるホアキンへ会場から拍手が送られると、目に涙を浮かべる場面もあった。後半開始後はベティスが少し押され気味の試合展開ではあったが、カウンターアタックなど素早い攻撃からチャンスを作り出していた。59分にホアキンが交代する際には、ベティスの選手やスタッフたちとハグをかわし、スタジアムからは惜しみない拍手が送られた。その直後、ハンドの判定でバレンシアにPKが与えられたかに思われたが、VARで取り消しに。しかし、71分に得点を許してしまい1-1の同点に。

81分、バレンシアのムサに本日二枚目のイエローカード出され、退場となりベティスは残りの時間を1人多い状態で戦うことに。82分にファンミへのロングボールからビックチャンスが訪れるも、追加点を奪うことは出来ず。試合はそのまま1-1の引き分けで終了した。

 

ホアキンは多くのファンから惜しまれながらも、今シーズン限りでの引退となった。